プリウス60のシートから異音がする?購入後に気づく不具合と対処法

新車

新車を購入した直後に気になる音がすると、不安になる方も多いのではないでしょうか。プリウス60のような人気モデルでも、シート周りから「プスッ」といった音がすると「これって正常?」「故障の兆候?」と心配になります。この記事では、シートからの異音に関する原因や対処法を中心に解説します。

プリウス60のシートから聞こえる「プスッ」という音の正体

まず、プリウス60で多く報告されている音のひとつが、乗車時にシートから聞こえる「プスッ」「シュッ」という軽い空気音です。この音の原因は以下のようなものが考えられます。

  • シートクッション内の空気抜け:ウレタン素材が体重により沈み、空気が抜ける音。
  • シートフレームや留め具の可動部からの摩擦音
  • サイドエアバッグまわりの構造的音:作動しているわけではなく、構造上の圧力変化。

これらは構造的に避けがたい部分もあり、必ずしも不良とは言い切れません。

異音が「正常」か「異常」かを見分けるポイント

異音が発生しても、すべてが故障のサインとは限りません。以下のチェックポイントで確認してみましょう。

  • 音が毎回同じ場所・タイミングで発生するか?
  • 明らかに「金属が擦れるような音」や「軋む音」ではないか?
  • 他のシートでも同様の音が出るか?

たとえば、同乗者の座席では音がしないが運転席だけする場合、構造的な要因や締め付けトルクの不均衡も考えられます。

1ヶ月点検や保証期間内での対応方法

トヨタでは新車購入後の初回1ヶ月点検時に、こうした軽微な異音の相談も受け付けています。実際に「別のシートからの異音を直してもらった」という事例もあるように、対応は積極的です。

対策例としては以下のようなものがあります。

  • シートレールや取り付け部の締め直し
  • グリスアップや消音材の追加
  • 必要に応じて部品交換

同様の不具合報告とメーカー対応事例

ネット上のオーナーレビューやSNSでも「プリウス60でシートから空気音のような音がする」といった報告が複数見られます。ただし、多くの場合「異常なし」と診断されることが多く、走行性能や安全性に支障があるケースは極めて稀です。

例として、あるユーザーは運転席の座面から異音がして1ヶ月点検時に相談したところ、対策として内部のネジ緩みを調整し、それ以降音が消えたとの報告があります。

気になる場合の対応フロー

もし音が継続する・大きくなる・気になって仕方がない場合は、以下の手順をおすすめします。

  1. スマホで音の出る瞬間を録音・録画
  2. 1ヶ月点検またはディーラーへの持ち込み時に再現性を説明
  3. 保証期間内なら無料対応の可否を確認
  4. 異音が改善しない場合、別の整備士に意見を求める

まとめ:プリウスの異音は珍しくないが、気になるなら早めに相談を

シートからの「プスッ」という音は構造上の特性によるものが多く、必ずしも不良ではありません。ただし、不安を感じるようであれば、早めに点検を受けることで安心してカーライフを送ることができます。

プリウスは高い品質を誇るトヨタ車だからこそ、細かい異音にも対応してくれる体制が整っています。気になる点は遠慮せずディーラーに相談することが、快適なカーライフへの第一歩です。

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