トヨタ・ノア90系のハイブリッドモデルを購入予定の方にとって、フロアマット選びは意外と盲点になりがちです。特に中古品やフリマアプリでの購入を検討している場合、車種やグレードによる違いを把握しておかないと「合わない」というトラブルになりかねません。この記事では、ノア90ハイブリッドのフロアマット形状に関する注意点や選び方のポイントを解説します。
ノア90系のフロアマットはすべて同じではない
ノア90系ハイブリッドには複数のグレード(X・G・S・SZなど)があり、駆動方式(2WD・4WD)やシートレイアウトの違いにより、マットの形状やピンの位置が異なることがあります。
特に4WDモデルでは、センタートンネルの高さやフロアの形状が2WDと異なるため、マットがうまくフィットしない可能性が高くなります。
メルカリ等で中古品を購入する際の注意点
中古の純正マットを購入する際は、出品者が「90系ハイブリッド用」としていても、どのグレード・駆動方式に装着されていたかを必ず確認しましょう。
購入前に確認したい項目は以下の通りです。
- 元の車両の駆動方式(2WDか4WD)
- グレード名(例:SZ、Gなど)
- シート列の構成(7人乗り or 8人乗り)
- スライド機構の有無(ロングスライド対応かなど)
SZグレード4WD専用のマット形状とは
SZグレードの4WDモデルは、最上位グレードにあたり、標準で高機能なシートやロングスライドレールを備えています。そのため、マットにも専用設計が施されている場合があります。
たとえば、2列目のキャプテンシート下部やスライドレールの形状に合わせてマットがくり抜かれていることがあり、別グレードや2WD用では形が合わないケースが多いです。
実際に合わなかった例とその対処法
インターネットの口コミやレビューを見ると、「2WD用を購入したが、4WDには合わなかった」「レール部分が干渉してズレてしまう」という報告が散見されます。こうしたミスマッチを防ぐには、
純正品であっても「車体番号」や「型式指定番号・類別区分番号」を伝えてトヨタ販売店に確認するのが最も確実です。
社外品マットという選択肢も
フィット感に不安がある場合は、専用設計された社外マットも視野に入れましょう。大手カー用品メーカーのオンラインストアでは、「ノア90 ハイブリッド 4WD SZ専用」など詳細に記載されたマットも販売されており、フリマよりも安心して購入できます。
費用はやや上がりますが、車種別オーダーマット専門サイトなどでサイズ保証が付くものを選ぶと、失敗が少なくなります。
まとめ:ノア90のマット選びは「駆動方式・グレード・レイアウト」の3点確認が重要
ノア90系ハイブリッドのフロアマットは、グレードや駆動方式、シート構成の違いによって形状が異なることがあります。特に4WD SZモデルでは専用設計となっている場合が多く、フリマで購入する際には注意が必要です。
不安な場合は、車体情報をもとに販売店やディーラーに適合品を確認するか、専用設計の社外品を利用することで安心してマット選びができます。
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