トヨタアイシス（H18年、距離10万㌔超え）のエンジン不調に関する質問について、症状の改善方法を解説します。特に、エンジンがかかるものの一瞬止まりかけるという問題に関する対策を詳しく説明します。
アイシスのエンジン不調：症状の分析
まず、エンジンが一度かかるが、走行後に再始動時に「ぶるぶる」「ぶーん」という音とともに一瞬エンジンが止まりかけるという症状は、複数の原因が考えられます。
まず最初に疑いたいのは、点火系部品（プラグやコイル）や燃料供給系のトラブルです。このような症状が現れるのは、特にコイルの不良やプラグの劣化が関与している可能性が高いです。
プラグとコイルの交換について
質問者がプラグとコイルをNGKのRXシリーズに交換しているということですが、RXシリーズのコイルには好みが分かれる部分もあります。一般的に、コイルが不良を起こすとエンジンの始動やアイドリング不良、加速時の不安定さが起こります。
RXシリーズが原因である可能性も考慮し、ノーマルのプラグやコイル（2万～3万キロで交換）に戻してみるのも一つの方法です。より安定した性能を求める場合、日立などの他のメーカーのコイルを選ぶのも選択肢となります。
その他の原因とチェック項目
もしプラグやコイルに問題がない場合、他に考えられる原因としては、セルモーター、オルタネーター、Vベルトの状態もチェックする必要があります。これらのパーツが原因で電気系統の不安定さが生じ、エンジン始動時に不具合を起こすことがあります。
また、燃料供給系（燃料ポンプやインジェクター）の不調やエアフィルターの詰まりも、エンジンの不調の原因となる場合があります。これらのパーツが正常であるかを確認してみることも重要です。
実際に行うべき対策と交換時期
アイシスのエンジン不調を改善するために、まずはプラグとコイルの状態を再確認し、可能であればノーマルタイプのプラグやコイルに交換することをおすすめします。RXコイルに交換する際には、長期間使用して安定性を確認してから選ぶと良いでしょう。
また、セルモーターやオルタネーター、Vベルトの交換が済んでいるとのことなので、これらの部品に関連する問題は少ないと思われますが、念のため点検してみる価値はあります。
まとめ
トヨタアイシスのエンジン不調の原因としては、プラグやコイル、点火系の問題が主な原因であることが多いです。RXシリーズのコイルが原因で不調が起きている可能性があるため、ノーマルタイプの部品に交換することを検討しましょう。また、燃料供給系や電気系の部品の点検も行うことで、エンジンの不調が改善する可能性があります。
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