リトルカブ(AA01)にスマホホルダーを取り付けたいけれど、ミラー部分とうまく噛み合わず断念した──そんな経験をした初心者ライダーは少なくありません。特に年式や仕様の違いにより、ネット上の情報がそのまま使えないケースもあります。この記事では、リトルカブのミラーマウント部にスマホホルダーを取り付けるための基本知識と実践方法をわかりやすく解説します。
リトルカブのミラー取付部の特徴とは?
リトルカブ(AA01型)のミラーネジは、一般的に正ネジ10mm(M10×1.25)です。ただし、モデルや年式によっては逆ネジ仕様の車両も存在するため、購入前の確認が重要です。
また、ミラーステーとホルダーを「共締め」する場合、取付金具の厚みや角度によってミラーの向きがズレやすくなるため、専用のアダプターを使うのが一般的です。
スマホホルダー取り付けに必要なパーツと工具
以下のパーツを揃えることで、初心者でも安定してスマホホルダーを取り付け可能です。
- ミラー共締め用ステー(M10対応)
- 可動式の角度調整マウント(首振り可)
- トルクスレンチまたはモンキーレンチ
- ネジロック剤(必要に応じて)
市販されている「ミラーホールマウントステー」や「アダプター付きスマホホルダー」は、共締め後にミラー角度を微調整できる構造になっており便利です。
ミラーが変な方向に向く原因とその対処法
共締め取り付け時にミラーが不自然な角度になる主な原因は、以下の通りです。
- ステーの厚みが合っておらずネジが最後まで締まらない
- ミラーの根本が回転式で、角度が固定できていない
- ステーとミラーの座面がずれている
これらの問題には、角度調整付きアダプターや、ロングナットを使用することで改善できます。また、純正ミラーから社外ミラーへの交換を前提にしたほうが取り付けやすいケースもあります。
年式による違いと確認ポイント
AA01型リトルカブは長い生産期間があり、年式ごとに以下の違いがある可能性があります。
- ミラー穴のネジ仕様(正ネジ or 逆ネジ)
- ミラーステー形状
- ハンドルポストの有無
ミラー穴のネジ山サイズを測るには、ボルトゲージやノギスがあると便利です。もし工具がない場合は、バイクショップで相談するのもおすすめです。
ミラー以外への取り付け方法も検討しよう
どうしてもミラー取り付けが難しい場合は、以下の方法も有効です。
- ハンドルクランプ式ステー:ハンドルバーの太さに応じたホルダーを使用
- ヘッドライト上部にステー増設:カブ系はカスタムステーが豊富
- センターキャリアに専用マウント設置:前カゴなどと併用も可能
いずれもミラー共締めにこだわらず、自分の用途と好みに合った取り付け位置を見つけることがカギです。
まとめ:AA01リトルカブのスマホホルダー取り付けは専用アダプターで解決
リトルカブ(AA01)にスマホホルダーを取り付けたい場合、共締め用のアダプターを使えばミラーの向きが変になる問題を避けられます。年式によるネジ仕様の違いや、パーツの相性にも注意しながら、自分の車両に合った方法を選びましょう。
不安な方は、ショップで相談したり、実際に現車で試しながら調整していくことが大切です。初心者でも無理なく取り付けできる環境を整えて、快適なカブライフを楽しんでください。
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