これからバイクに乗ってみたいと考える人にとって、「どの免許を取るべきか?」は最初の大きな悩みです。特に普通自動車免許をすでに持っている場合は、選択肢がいくつかあり、それぞれ費用や乗れるバイクの範囲、将来性が異なります。この記事では、バイク初心者の方でもわかりやすく、免許の種類別に特徴や取得費用、向いている人などを解説します。
バイク免許の種類と乗れるバイクの違い
バイクの免許には大きく分けて以下のような種類があります。
- 原付免許:50cc以下の原動機付自転車のみ。
- 小型限定普通二輪(AT/MT):125cc以下のバイク。
- 普通二輪免許(AT/MT):400cc以下のバイク。
- 大型二輪免許:すべての排気量のバイク。
この中で、普通免許を持っている人が追加取得できる主な選択肢は「小型限定」か「普通二輪」です。MT(マニュアル)とAT(オートマ)の違いも選択のカギとなります。
費用と期間で見るおすすめの選び方
一般的な教習所での費用相場(普通免許保有者)は以下のとおりです。
免許種別 | AT | MT | 教習日数の目安 |
---|---|---|---|
小型限定普通二輪 | 約6万〜8万円 | 約8万〜10万円 | 約3〜4日 |
普通二輪 | 約9万〜11万円 | 約11万〜13万円 | 約5〜7日 |
「とりあえず安く・短期間で取得したい」ならAT小型、「将来的に乗れるバイクの幅を広げたい」ならMT普通二輪がおすすめです。
それぞれの免許に向いている人の特徴
AT小型限定二輪免許:通勤・通学など日常用途、スクーター中心で十分な人。街乗りがメインでスピードやパワーにこだわらないならこれでOK。
MT普通二輪免許:趣味としてツーリングやギア操作も楽しみたい人。将来250cc以上の本格的なバイクに乗る可能性があるならこちらがおすすめ。
AT限定かMTかで迷ったら?
AT限定は教習も簡単で費用も安いですが、将来的にMTバイクに乗りたくなったら、また教習所に通う必要があります。
MT免許であればAT車もMT車もどちらも運転できるため、迷っている段階であればMTで取得しておく方が結果的にお得になることもあります。
結論:予算・用途・将来性を見極めよう
まだ乗りたいバイクが決まっていないなら、選ぶ基準は以下の通りです。
- 費用と時間重視:AT小型普通二輪免許
- 幅広く対応したい:MT普通二輪免許
- 操作をシンプルにしたい:AT限定
将来のバイクライフをどう楽しみたいかをイメージしながら、自分に合った免許を選んでください。
まとめ:最初の一歩は「選ぶ目的」を明確にすること
普通免許を持っている人が新たにバイク免許を取得するなら、小型AT・MT、普通二輪が現実的な選択肢です。バイクのある生活を楽しむためにも、自分のライフスタイルや趣味、予算に合った免許を選ぶことが大切です。
まずは教習所に資料請求して、比較検討してみるのも良いスタートですよ。
コメント