スーパーカブ50 AA01-17~をボアアップした際に直面するエンジン不調やアイドリングの問題はよくある悩みです。特に、アクセルを開けないとエンジンが始動しない、またアクセルを戻すとエンジンが止まるといった症状が出た場合、どのように対処すれば良いのでしょうか?また、i-mapの設定についても、どのマップを選べばよいか迷うことがあります。この記事では、これらの問題を解決するためのアドバイスをお伝えします。
1. ボアアップ後のエンジン不調の原因
ボアアップ後、アクセルを開けないとエンジンが始動しない、またはアイドリング時にエンジンが止まる症状が現れる原因の一つとして、キャブレターの設定や燃料供給に関する問題が考えられます。特に、ボアアップによってエンジンの排気量が増えると、燃料供給が適切でない場合にこういった不具合が発生することがあります。
解決策としては、キャブレターのセッティングを再調整することが重要です。ジェット類の交換や、エアフィルターの清掃・交換を行い、適切な燃料供給を確保することが求められます。また、燃料供給が不安定な場合、燃料ホースの状態やガソリンタンク内の汚れも確認する必要があります。
2. i-mapの設定について
i-mapは、エンジンのパフォーマンスを調整するための重要な装置です。ボアアップ後、特にマフラー交換を行っていない場合でも、i-mapの設定を正しく行うことでエンジンの安定性を向上させることができます。
設定で問題ないかを確認するためには、取扱説明書に記載された適切なマップを選択することが重要です。マップ4が推奨されていますが、これは無交換の状態での使用を想定した設定です。もし、他の部品(マフラーなど)を変更している場合は、他のマップを選択する必要があるかもしれません。
3. アクセルを戻すとエンジンが止まる原因と対策
アクセルを戻した際にエンジンが止まる問題は、アイドリングスピードが低すぎることが原因となる場合が多いです。ボアアップ後、アイドリングスピードが適切でない場合、エンジンがストールすることがあります。
アイドリングスピードの調整はキャブレターのスクリューを調整することで改善できる場合があります。また、エアスクリューやミクスチャースクリューを微調整し、エンジンがスムーズにアイドリングするようにしましょう。
4. まとめ: スーパーカブ50のボアアップ後の調整ポイント
スーパーカブ50 AA01-17~のボアアップ後にエンジン不調が発生する原因は、キャブレターの設定や燃料供給が適切でないことが大きな要因です。特に、アクセルを戻すとエンジンが止まる場合は、アイドリングスピードの調整が必要です。また、i-mapの設定も重要で、推奨されるマップ設定を選ぶことがエンジンの安定性に繋がります。
問題が解決しない場合は、キャブレターのジェット類やエアフィルターの交換を行い、さらに細かな調整を施すことをお勧めします。ボアアップ後の最適な設定で、スムーズな走行を楽しみましょう。
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