普通自動二輪の進路変更は“目視のタイミング”がカギ!卒検前に知っておくべき正しい手順と対策

運転免許

卒業検定直前に教官から指摘され、これまでのやり方に自信を失ってしまう方は少なくありません。とくに進路変更における“目視のタイミング”は教習生が混乱しやすいポイントです。本記事では、普通自動二輪免許取得における進路変更の正しい手順と、検定で減点されないための注意点を解説します。

進路変更で見られるポイントは「安全確認の順序」

進路変更の際には、安全確認の手順が厳しく評価されます。基本的な流れは次のようになります。

  • 1. 後方確認(目視)
  • 2. 合図(方向指示器)
  • 3. 幅寄せ
  • 4. 再度目視
  • 5. 進路変更

この順序が守られていないと、「安全不確認」と判断され、減点や不合格になる可能性があります。とくに“合図の前に目視”が必須で、進路変更直前にも再確認が求められます。

今までと違う指導をされた理由

教官によって指導方針に微妙な違いがあるのは事実です。しかし、検定基準に準拠した流れは統一されています。卒検に直結するタイミングでの指導は、合格させるための「最終調整」として行われることが多く、軽視はできません。

たとえば、「ミラー確認→合図→幅寄せ→目視→進路変更」という流れは、一見問題なさそうに見えますが、「目視の初動が遅い」と判断されるリスクがあります。

具体的な進路変更の手順を再確認

以下は卒検で高得点を狙える進路変更の手順です。

  • ① ミラーと後方を目視で確認:後方からのバイクや車が接近していないかしっかり見る。
  • ② ウインカーを出す:合図は3秒前が基本。
  • ③ 寄せる方向にバイクを少し幅寄せ:合図後すぐに実行。
  • ④ 再度目視:死角に車両がいないか確認。
  • ⑤ 進路変更:スムーズに移動。

この順番を体にしみ込ませるように意識しながら練習することが大切です。

卒検直前でも間に合う対策方法

検定当日に焦らないためには、次の対策を試してみましょう。

  • 教習所内での空き時間を利用し、頭の中で手順をシミュレーション
  • 同乗してくれる教官に“進路変更の順番を口に出して説明”しながら練習
  • 他の教習生の動作を見て、自分と何が違うかを観察

また、卒検では「確認のアピール」が重要です。顔をしっかり動かして後方を目視していると、採点者にも伝わりやすくなります。

卒検でよくある失敗パターンと注意点

以下のような行動は減点対象になるので、避けるようにしましょう。

  • 合図が遅い、または出さずに進路変更
  • ミラーだけを見て目視を省略
  • 合図と同時に進路変更してしまう

とくに合図から3秒以上待たずに移動すると減点されます。安全確認と意思表示(合図)の順序は必ず守るようにしましょう。

まとめ:進路変更は“見てから知らせてから動く”が鉄則

普通自動二輪の卒検では、進路変更の安全確認が重要な評価ポイントとなります。正しい順序は「目視→合図→幅寄せ→再度目視→進路変更」。今までのやり方と違うと感じても、指導に沿った動きに修正することが合格への近道です。

卒検前の焦りは誰にでもありますが、落ち着いて基本を守ることが合格への第一歩。自信をもって挑んでください!

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