イントルーダー400は、その独自のクラシックなスタイルと重厚な存在感から、多くのカスタム愛好家に支持されています。とくにフロントフォークのカスタムは、シルエットを大きく変えることができるため、注目度も高いカスタムポイントの一つです。この記事では、イントルーダー400(VS400/LC)に対応する39φフロントフォーク延長ジョイントの情報と、代用可能なパーツについて詳しく解説します。
イントルーダー400のフロントフォーク仕様
イントルーダー400のフロントフォーク径は39mmで、これはクルーザークラスのバイクに多く採用されている標準的なサイズです。VS1400や旧年式スポーツスターなども同径であり、カスタムパーツの流用がしやすいという利点があります。
フォークトップキャップ部分のネジピッチは、同径でも車種ごとに異なるため、注意が必要です。購入時には必ずピッチや長さの確認をしましょう。
延長ジョイントとは?カスタムのメリットと注意点
延長ジョイントとは、既存のフロントフォークのトップにネジ込みで取り付けて、フォーク全体の長さを延長するパーツです。これにより、アメリカンらしいフロントの突き出し感を演出できます。
ただし、延長によってフロントのジオメトリが変化するため、ハンドリングや制動性能に影響を与える場合があります。公道走行を前提にする場合は、構造変更が必要になることもあるため、陸運局への確認をおすすめします。
市販されている39φ用延長ジョイント
現在、以下のような延長ジョイントが市販されています。
- POSH Faith製 39mm延長ジョイント(50mm・80mmなど)
- HURRICANE製 汎用ジョイント(39φ対応、ネジM30×1.0など)
- ヤフオクやメルカリでのワンオフ品(購入前に寸法確認必須)
いずれも適合確認が重要です。車種対応を明記していない汎用品を使う場合は、自己責任となるため取り付け前に試着・計測をおすすめします。
他車種流用は可能か?適合例と注意点
イントルーダーと同じく39φを採用している車種として、以下のようなモデルがあります。
- スズキ VS800 / VS1400
- ハーレーダビッドソン スポーツスター(XL883/XL1200)
- ヤマハ ドラッグスター400(初期型)※ただしピッチ異なる場合あり
スポーツスター用のジョイントは比較的流通しており、流用実績もありますが、ネジ部のピッチや奥行きに差があるため、ボルトオンとは限りません。
装着後のフォローと法的注意点
車高が変わると車検証記載の「車高」に±4cm以上の変化がある場合、構造変更手続きが必要になります。違反すると検査非適合とされ、車検に通らないだけでなく、整備不良と見なされ罰則対象となることも。
また、取り付け後は以下の点をチェックしましょう。
- トップブリッジとの干渉がないか
- サイドスタンドとのバランス
- ブレーキホースやスピードメーターケーブルの余長
まとめ:イントルーダー400に自分らしい足元を
イントルーダー400はカスタムベースとしても優れたモデルであり、39φのフロントフォークに対応した延長ジョイントも市販されています。ただし、車種適合や法的な制約があるため、パーツ選びと装着後の調整は慎重に行う必要があります。
ポイント: 購入前にフォークのネジピッチ、全長、対応車種を必ず確認しましょう。また、構造変更が必要なケースでは、陸運局への相談も視野に入れると安心です。
コメント
すごくタイムリーな情報でした。
ありがとうございました。
これが使えるってものありますでしょうか?