新車や中古バイクを購入した後、ふとした瞬間に見つかる「謎のマスキングテープ」。特に納車直後に見つけると「これは不具合?整備ミス?」と不安になる方も多いでしょう。この記事では、バイク販売店(特にレッドバロン)での整備工程におけるマスキングテープの使用例や、発見時の対応方法について詳しく解説します。
なぜ納車直後にマスキングテープが残っているのか
マスキングテープは、塗装や磨き、清掃、部品仮止めなど幅広い作業工程で使用されます。整備士やメカニックが作業中に傷防止や位置の仮固定などを目的に貼ることがあり、作業完了後に剥がし忘れてしまうことも稀にあります。
特にフェアリング(カウル)部分は視認性が低く、テープの貼り忘れが発見しにくい部位でもあるため、納車後にオーナーが気付くケースも少なくありません。
実際の事例:レッドバロン納車後にマスキングテープがあったケース
あるユーザーがCBR400Rをレッドバロンで納車した際、カウルの顎部分に約6cmのマスキングテープが貼り付いたままになっていたという事例があります。見た目から判断すると、作業用に仮留めしていたテープがそのまま残ってしまったものと推測されます。
こういったケースでは、バイク自体の性能や整備状態に問題はなく、あくまでも「剥がし忘れ」という人的なミスであることが多いです。
マスキングテープ発見時の対応と店舗への連絡方法
発見したらまずは慌てず、バイクの他の部位に損傷や不備がないかを確認します。特に走行に関わるパーツにテープが絡んでいる場合は直ちに使用を中止し、販売店に連絡してください。
今回のように見た目に明らかな異常がなく、「貼り忘れ」に思えるような場合でも、念のため販売店(例:レッドバロン)へ写真を添えて連絡し、作業記録や整備内容について確認をとることをおすすめします。
納車整備でよくある作業とマスキング使用例
- タッチアップペイント作業:塗装保護のためマスキング
- カウル脱着・清掃時:ビス穴位置確認のためのマーキング
- コーティングやワックス処理:未処理エリア保護用
このように、整備中のマスキング使用は決して珍しくなく、品質管理の一環として行われる工程です。ただし、本来は納車前にすべて除去されるべきものであり、残っている場合は店舗側にフィードバックする価値があります。
ユーザー側での簡単な確認ポイント
納車直後に次のようなチェックを行うことで、気づきにくい不備を早期発見できます。
- カウルの内側やミラー裏など、死角となる部位を目視チェック
- テープや保護フィルムの貼り忘れがないか触って確認
- 異音や動作不良がないかエンジン起動前後に確認
もし異常があった場合は、納車日から日が浅いほど無償対応をしてくれる可能性が高くなります。
まとめ:マスキングテープは品質向上の裏側でもある
バイク納車後にマスキングテープを見つけたら驚くかもしれませんが、多くの場合は整備中の作業に伴うものです。重要なのは、そのテープが安全走行に影響を与えないかどうか、という点です。
不安がある場合や明らかに剥がし忘れが疑われる場合は、遠慮なく店舗に相談するのがベスト。適切にフィードバックすることで、整備品質の向上にもつながります。
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