社会人になって車を持ちたいという方にとって、MT(マニュアルトランスミッション)車は「運転する楽しさ」を味わえる大きな魅力です。中古市場ではMT車の数が減りつつありますが、それでも探せばリーズナブルでカスタムも楽しめる車が見つかります。この記事では、初めて車を持つ方に向けて、おすすめの安くて楽しいMT車をご紹介します。
MT車の魅力とは?
AT車が主流となった現代においても、MT車には独自の魅力があります。特に以下のような点が挙げられます。
- 自分でギアを操作することで得られる運転感覚の充実
- 車との一体感を味わえる
- 燃費性能や車両価格が比較的抑えられている
クルマ好きの間では「MTに乗ってこそ本当のドライバー」と言われることもあります。
社会人1年目でも買いやすい!おすすめMT中古車5選
ここでは、価格が手頃で維持費も比較的安く、カスタムのベースにも向いているMT車を紹介します。
1. スズキ・スイフトスポーツ(ZC31S/ZC32S)
走行性能とコスパのバランスが良く、20万円台〜50万円程度で購入可能な個体も。軽量ボディとレスポンスの良いエンジンで運転が楽しいモデルです。
2. ホンダ・フィット(初代GD系)MT仕様
MT設定がある数少ないコンパクトカー。燃費が良く、街乗りから通勤まで万能な車です。価格も10万〜30万円と手が届きやすい。
3. マツダ・ロードスター(NB型)
2シーターオープンカーとして唯一無二の存在。MT車で運転の醍醐味を存分に味わえます。中古価格は状態次第ですが、50万〜80万円前後の車両が多いです。
4. トヨタ・ヴィッツRS(NCP91)
コンパクトながらスポーティな走りが可能。MT設定のある「RS」グレードは若者にも人気で、30万〜60万円前後の流通価格です。
5. ダイハツ・コペン(L880K)
カスタムパーツも豊富でMT車の醍醐味を詰め込んだ軽スポーツカー。中古価格は60万〜90万円前後。
MT車を選ぶ際に気をつけたいポイント
安いからといって飛びつかず、以下の点は必ず確認しましょう。
- クラッチやミッションの状態(整備記録の確認)
- 修復歴の有無(事故車は避ける)
- 走行距離やタイヤ・ブレーキなど消耗品の状態
購入前にはできるだけ試乗し、ギアの入り具合やクラッチの重さをチェックしましょう。
カスタムを楽しみたい人向けの入門スタイル
MT車は自分好みに仕上げる楽しみもあります。初心者におすすめのカスタムポイントは次の通りです。
- シフトノブやステアリング交換
- マフラーやエアクリーナーの変更
- ホイールやサスペンションで見た目と乗り味を調整
注意点: 保安基準違反にならないよう、車検対応パーツを選びましょう。
まとめ:楽しく乗れる1台を選ぼう
社会人デビューとともに車を購入するなら、MT車は「乗る喜び」を深く感じられる選択肢です。スイフトスポーツやフィット、ロードスターなど、中古市場には魅力的な車がたくさんあります。しっかりと状態を見極めて、長く付き合える1台を選びましょう。
コメント