ベンツBクラスの故障率と維持費の実態|10年乗るなら知っておきたいポイント

車検、メンテナンス

スタイリッシュかつ実用的なコンパクトカーとして人気のメルセデス・ベンツBクラス。国産車とは異なる魅力を持ちますが、気になるのは長期所有における「故障の頻度」や「維持費」、そして「燃費性能」ではないでしょうか。この記事では、現行Bクラスの実情をわかりやすく解説します。

ベンツBクラスの故障率は高いのか?

現行のBクラス(W247型)は、2019年以降に登場したモデルで、前モデルに比べて電装系の進化と品質向上が図られています。特に欧州での評価も高く、メルセデス全体での信頼性も向上傾向にあります。

ただし、国産車に比べると電子制御装備が多いため、細かいトラブルが発生する確率は高めです。代表的な事例としては、センサー類の警告灯点灯、ミッションまわりの制御系統のトラブルなどが挙げられます。

10年乗ると修理費はどのくらいかかる?

10年間乗ると、消耗部品の交換に加え、突発的なトラブルによる修理費が発生する可能性が高まります。特にベンツは部品代・工賃が高いため、1回の修理で数十万円規模の出費となることも。

例えば、DCT(デュアルクラッチトランスミッション)の不具合修理では30〜50万円以上、エアコンのコンプレッサー交換で20万円近くかかるケースもあります。

街乗り燃費とハイオク燃料の実態

Bクラスは基本的にハイオク指定です。街乗り燃費はモデルや運転スタイルによりますが、平均的にはリッター9〜11km程度です。これはストップ&ゴーが多い都市部での運転を想定した数値です。

郊外走行や高速道路ではリッター13〜16kmまで伸びることもあり、長距離走行では意外と経済的です。

維持費や税金も含めた総コスト感

維持費としては、車検・オイル交換・ブレーキパッド交換・タイヤ交換などが発生します。年間10〜15万円程度が目安ですが、大きな故障が出ると突発的に高額な支出になる可能性があります。

また、輸入車ディーラーでの整備は安心感がある反面、費用は高めです。コストを抑えたいなら、輸入車に強い認証整備工場を活用する方法もあります。

実例:Bクラスオーナーの声

40代男性オーナー「新車で購入し3年目。今のところ大きな故障はなし。ディーラー点検は高いけど、安心感があるので納得している」

30代女性オーナー「7年落ちの中古で購入。初年度に水温センサー不良で15万円、2年目にミッション警告で修理費30万円と痛かった」

まとめ:ベンツBクラスは安心感とリスクのバランスが鍵

ベンツBクラスは走行性能や安全装備、ブランド力など多くの魅力がありますが、故障リスクや維持費はある程度覚悟が必要です。

特に長期所有を考えるなら、信頼できる整備体制や補償プランの確認がカギとなります。国産車に比べてトラブル対応の難易度が高い点は把握したうえで、賢く輸入車ライフを楽しみましょう。

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