2018年以降のメルセデス・ベンツEクラスや、2019〜2021年式のBMW3シリーズ・5シリーズは、見た目も性能も魅力的なモデルが多く、どれを選んでも満足度の高い輸入車ライフが送れるはずです。しかし、見た目だけでなく「維持費」や「故障リスク」「使い勝手」などもしっかり比較したうえで、納得のいく選択をしたいところ。この記事では、通勤・週末ドライブに使いたいという前提で、BMWとベンツの人気中古モデルを維持面も含めて徹底比較していきます。
中古のBMW3シリーズ・5シリーズとEクラスの位置づけ
BMW 3シリーズ(G20型):スポーティな走行性能とシャープな見た目が魅力。サイズ感も絶妙で、都市部や通勤用途にも最適。
BMW 5シリーズ(G30型):3シリーズよりも高級感・静粛性が強化され、ロングドライブでも疲れにくい。サイズは大きめだが、安定感は抜群。
メルセデス・ベンツ Eクラス(W213型):上質な乗り心地と先進装備、ドイツ車らしいしっとりとしたハンドリングが特徴。内外装の高級感も◎。
維持費はどのくらい?税金・燃費・保険を比較
輸入車は国産車に比べて維持費が高めですが、以下のような傾向があります。
項目 | BMW 3シリーズ | BMW 5シリーズ | ベンツ Eクラス |
---|---|---|---|
自動車税(2.0Lガソリン) | 約39,500円 | 約45,000円 | 約45,000円 |
燃費(実走行) | 約12〜15km/L | 約10〜13km/L | 約10〜13km/L |
任意保険料(30代・一般条件) | 年間6〜9万円 | 年間7〜10万円 | 年間8〜11万円 |
なお、ディーゼルモデルを選べば燃費性能はさらに向上し、軽油で経済的に運用できるメリットもあります。
故障リスクと修理費用:モデルごとの注意点
BMWは、電子系トラブル(センサー系)や冷却系のトラブルがやや多め。特に走行距離が5万kmを超える車両では水回りの点検を重視。
ベンツEクラスは、足回り(エアサス)や電子制御系の修理費が高額になりがち。とはいえ、基本的には非常に信頼性の高い設計です。
いずれもディーラーでの修理は高額(例:センサー系故障で10万円超)になりがちなので、保証付き認定中古車や信頼できる整備工場と連携することが安心材料になります。
通勤・ドライブでの使い勝手と快適性
3シリーズは取り回しがよく、都市部でもストレスなく運転できます。加速もスムーズで、高速でも安定。
5シリーズやEクラスは車体が大きめなぶん、ゆったりとした走りで長距離が快適。高級セダンの落ち着いた雰囲気を味わいたい方にはおすすめ。
通勤で毎日使うなら3シリーズ、週末のドライブや長距離移動が多ければEクラスや5シリーズが向いています。
実例:見た目重視で選んだけど結果満足という声も
「見た目でEクラスを選んだけど、実際には乗り心地の良さと静音性が通勤にもドライブにも最高だった」というユーザーの声もあれば、「3シリーズの見た目とキビキビ走る感じが好きで選んだが、維持費も思ったより安定していて満足」といったレビューも。
どちらもよくできた車種なので、見た目から入っても大きな失敗はありませんが、整備履歴や保証内容は必ず確認しましょう。
まとめ:用途とスタイルで選ぶBMWとベンツの最適解
● 通勤メインならBMW3シリーズ、ドライブ重視なら5シリーズまたはEクラス
● 維持費は年15〜20万円程度、故障リスクは中古なら保証付きがおすすめ
● 見た目の好みで選んでも、性能や満足度に大差は出にくい
● ディーゼルは燃費面では有利、ガソリンは静粛性やトラブル少なめ
BMWとベンツはそれぞれの哲学があり、選ぶ楽しさも格別です。どちらを選んでも、しっかりメンテナンスされた個体であれば、通勤もドライブも充実すること間違いなしです。
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