スズキ・ラパンHE22Sのスズキスポーツ製フロントグリルは、標準装備のものとは異なる個性的なデザインで、特にグレーに塗装されたセンターグリル部分が特徴的です。しかし、そのパーツの色を補修や再塗装したい場合、正確なカラーコードが気になるところ。今回はそのグレー部分の色コードについての情報と、再塗装や補修に役立つ実例をまとめました。
スズキ純正パーツとスズキスポーツ製の違い
HE22Sラパンには、標準グレードの純正フロントグリルとは異なる、スズキスポーツ（現モンスタースポーツ）製のフロントグリルが存在します。このグリルは多くの場合、グレー系メタリックの塗装が施されたセンター部を持ち、見た目にも高級感を与えています。
しかし、補修用パーツとしては塗装済みではなく「未塗装（素地）」で供給される場合が多く、補修時には再塗装が必要になります。
カラーコードの公式情報は非公開が多い
スズキスポーツ製エアロ・グリルなどの部品に関しては、ボディカラーと異なる専用色が使われていても、メーカーからカラーコードが公開されていないケースが一般的です。
そのため、再塗装やカラー調色を行いたい場合には、実物をもとに調色するか、過去の事例を参考に類似色を探す必要があります。
実例：グレーパーツの参考カラーコード
ネット上の整備事例や板金業者による施工例から、スズキスポーツグリルのグレー部に近い色として挙げられる代表的なカラーコードは以下の通りです。
- ZMT（ミディアムグレーメタリック）：スズキ車の内装部品で採用例あり
- 28W（スチールシルバーメタリック）：エブリイなどに使われる純正色
- GX8（ガンメタリック）：やや濃いグレーメタリック
あくまで「近似色」のため、完全一致を目指すなら調色ガンでの色合わせや、プロショップでの現物合わせが推奨されます。
補修・再塗装時の注意点
グリルパーツは紫外線や飛び石に晒されやすいため、耐久性のあるクリア仕上げや、UVカット剤配合のトップコートの使用がおすすめです。また、塗装前の脱脂や下地処理を丁寧に行うことで、仕上がりと耐久性が大きく変わります。
塗装に不安がある場合は、カスタム実績のある専門業者や板金塗装工場に依頼することで安心して作業を任せることができます。
まとめ
HE22Sラパンのスズキスポーツ製フロントグリルのグレーパーツには、明確なカラーコードが公式に存在しないことが多く、再塗装には調色や近似色での対応が必要です。ZMTやGX8などの類似色を参考にしながら、可能であれば現物合わせを行うのが最も確実な方法です。愛車を長く美しく保つためにも、塗装前の準備と信頼できる塗装先の選定が鍵となるでしょう。
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