タダノ高所作業車AT121TGのエラーE007対応方法|ボタン電池の交換位置と手順

車検、メンテナンス

タダノの高所作業車AT121TGを使用中に、エラーコードE007が点滅した場合、その原因としてエラー履歴記録用のボタン電池切れが考えられます。この記事では、エラーE007の対処法とボタン電池の位置について解説します。

エラーE007の原因と概要

AT121TGのエラーコードE007は、システムがボタン電池の電圧低下を検知した際に表示されるエラーメッセージです。このボタン電池は、エラー履歴の記録や時計機能を維持するために使用されています。

バッテリーが切れてしまうと、エラー履歴の記録が正確に残らなくなる可能性があるため、早めの交換が推奨されます。

ボタン電池の場所とアクセス方法

AT121TGのボタン電池は、主に操作パネルの内部やエレクトリックボックス内に配置されています。具体的な場所については以下のようになります。

  • 操作パネル内部: 一部のモデルでは、メインの操作パネルを開けると、ボタン電池を確認できる設計になっています。
  • エレクトリックボックス内: 通常、機器の右側または左側にあるエレクトリックボックスを開くと、ボタン電池が収まった小型のスロットが見つかります。

いずれの場合も、機器の電源をオフにした状態でカバーを開け、静電気対策をしながら作業を行うようにしてください。

ボタン電池の交換手順

ボタン電池の交換は以下の手順で行います。

  1. 機器の電源をオフにし、エレクトリックボックスや操作パネルのカバーを開けます。
  2. ボタン電池がセットされているスロットを確認し、クリップや固定具で押さえられている場合は慎重に外します。
  3. 新しいボタン電池(通常、型番はCR2032やCR2025などが使われます)を装着します。
  4. カバーを元通りに閉じ、機器の電源を再び入れてエラーが消えたか確認します。

交換後の確認事項

ボタン電池を交換した後、エラーE007が解消されるかを確認しましょう。必要に応じて、操作パネルの初期設定を見直し、エラー履歴の記録が正常に行われているかもチェックすると安心です。

まとめ:AT121TGのエラーE007解消のためのポイント

タダノAT121TGのエラーE007は、ボタン電池の交換で解消できるケースがほとんどです。エレクトリックボックスや操作パネル内にあるボタン電池を確認し、適切に交換することで、エラーの発生を防ぐことができます。安全に作業を進め、定期的なメンテナンスで高所作業車を安心して使用しましょう。

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