日野自動車の17プロフィアは、その重厚感と信頼性から多くのプロドライバーに選ばれている大型トラックです。最近ではドレスアップパーツにも注目が集まり、とりわけリップスポイラーの取り付けは見た目と実用性の両方を向上させる定番カスタムとなっています。しかし、初めて装着を検討する方にとって「ハイタイプ」と「ロータイプ」の違いは少しわかりにくいかもしれません。
リップスポイラーの役割とは?
リップスポイラーはフロントバンパーの下に装着するエアロパーツで、空気の流れを整えることで走行安定性を高めたり、車両の外観にインパクトを与えたりする目的で使用されます。
特に大型トラックの場合、エアロ効果よりも「見た目のドレスアップ」「存在感の強調」といった目的が大きく、ユーザーの好みによって選択肢が分かれます。
ハイタイプとロータイプの違い
ハイタイプは、リップの地上高が高く、車高をあまり下げない仕様です。走行時に地面との接触リスクが少なく、悪路や段差の多い現場に出入りする車両にも適しています。
ロータイプは、リップが地面に近くなるように設計されており、スタイリッシュでスポーティな印象を与えます。街乗りや舗装路メインの用途で、見た目重視の方に人気です。
どっちを選ぶべき?用途と環境で判断しよう
結論から言えば、ダンプで未舗装路や段差の多い場所を走る機会が多い場合は「ハイタイプ」が安全で実用的です。対して、舗装路をメインに走り、見た目を重視したい場合は「ロータイプ」が向いています。
例えば、建設現場に頻繁に出入りするダンプにロータイプを装着すると、バンパー下部を擦るリスクが高まり、破損や修理費用が発生することもあります。
装着前に確認しておきたいポイント
- 現在のバンパー形状:純正バンパーに装着可能か、専用設計か汎用品かを確認
- 地上高と乗り入れ環境:コンビニ駐車場の輪止めや段差の多さなど
- 素材と色:ABS製やFRP製、未塗装・塗装済みなど種類もさまざま
実際に装着したユーザーの声
「ハイタイプを選んで正解でした。現場に入るたび段差があるのでロータイプだと割れてたかも」といった声もあれば、「ロータイプで一気に印象が変わった。仲間にもカッコいいって言われた」とデザイン重視の声もあります。
いずれも、自分の運用スタイルに合ったタイプを選ぶことが失敗しないポイントです。
まとめ:実用性と見た目、バランス重視で選択を
17プロフィアのリップスポイラー選びでは、ハイタイプとロータイプの違いを理解し、用途に合ったものを選ぶことが重要です。
- 実用性重視ならハイタイプ:悪路や段差に強く、トラブル回避に有利
- 見た目重視ならロータイプ:存在感を際立たせ、ドレスアップに最適
- 装着前には現場環境・素材・サイズ感をよく確認
自分の使用状況をよく見直し、後悔のないカスタムを楽しみましょう。
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