車内で音楽を快適に楽しむためにBluetoothレシーバーを導入する方が増えています。中でもML100のようなUSB給電タイプのレシーバーは手軽ですが、エンジン始動時に自動で電源が入らないという悩みも。この記事ではその原因と、解決のための現実的な対策を詳しく解説します。
ML100などBluetoothレシーバーの基本的な仕組み
ML100はUSB給電により動作するBluetoothオーディオレシーバーです。AUX端子で車のナビに接続すれば、スマホの音楽を無線で再生可能になります。
一見シンプルですが、実はML100は「電源スイッチを一度押さないと通電状態にならない仕様」の製品が多く、自動で再起動しないモデルもあります。これが「エンジン始動時に自動でONにならない」主な原因です。
エンジン再始動時に電源が入らない理由
多くの車では、エンジンを切るとシガーソケットやUSBポートへの給電がストップします。再始動時に再び給電されますが、ML100のような「電源記憶機能のない機器」は自動でONにならないのです。
特に、バッテリー内蔵で「一度手動でスイッチを押す必要がある」タイプは、常に手動操作が必要になる仕様となっています。
自動電源ONを実現するための3つの選択肢
- 電源記憶機能付きBluetoothレシーバーへ買い替え
例えば「エレコム LBT-AVWAR700」などは、給電と同時に自動で電源が入り、すぐにペアリング待機状態になります。 - シガーソケット型USBチャージャーと連動
一部のUSB電源は、エンジンONで給電→スイッチON状態を記憶し、自動でONになる製品もあります。ML100がそうでない場合は、こうした周辺機器で補完する手もあります。 - リレー回路やUSBスイッチなどを追加
簡単な電子工作ができる方は、USB電源に連動して強制的にスイッチをONにするリレー回路を組む方法もあります。
ユーザー実例:自動電源ONに成功した方法
あるユーザーはML100ではなく「ANKER製の車載Bluetoothレシーバー(Roav SmartChargeシリーズ)」に買い替えることで、エンジンON→即ペアリングが可能になり、毎回の手動操作が不要になったとのこと。
また、別のユーザーはML100の代わりに常時電源対応の中華製レシーバーを導入し、通電=自動ONとなるものを選んだことで解決できたと報告しています。
まとめ:用途に合わせて買い替えや工夫がカギ
・ML100は電源記憶機能がなく、自動ONには非対応の可能性が高い
・電源記憶付きのBluetoothレシーバーに買い替えるのが確実
・電子工作が可能ならリレーやタイマー回路で自動化も可
・実例としてANKER製やエレコム製品に買い替えると改善報告多数
快適な車内オーディオ環境を作るためには、機器選びが重要です。ストレスのないBluetooth接続を実現するには、自動電源ON対応のモデルを選びましょう。
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