日産C35ローレルの燃料はレギュラー?ハイオク?グレード別に徹底解説

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日産C35ローレルは1997年から2002年にかけて販売された高級セダンで、今も根強い人気を持つモデルです。中古市場でも見かける機会があり、購入や維持を検討する中で「レギュラーガソリンでいいのか?ハイオクが必要なのか?」という疑問を持つ人も多いでしょう。この記事では、C35ローレルの燃料区分をグレード別に解説し、エンジン性能や維持コストにも触れていきます。

C35ローレルの主なグレード構成とエンジン形式

C35ローレルには複数のエンジンバリエーションが存在します。代表的なものとしては以下の通りです。

  • RB20DE(2.0L・NA)
  • RB25DE(2.5L・NA)
  • RB25DET(2.5L・ターボ)

このうち、RB25DETはスポーティな走りを意識したターボエンジンで、出力も高く、より高性能を求めるユーザー向けに設計されています。一方、RB20DEやRB25DEは日常使用を意識したノンターボのエンジンで、落ち着いた乗り味が特徴です。

燃料区分:どのグレードがハイオク指定か?

以下に、各エンジンに推奨される燃料の種類をまとめます。

エンジン型式 燃料区分
RB20DE レギュラーガソリン
RB25DE レギュラーガソリン
RB25DET ハイオクガソリン

このように、ターボ仕様であるRB25DET搭載車のみがハイオク指定です。その他の自然吸気(NA)エンジンはすべてレギュラーガソリンで問題ありません。

ハイオクとレギュラーの違いとは?

ハイオクガソリンはオクタン価(ノッキングを防ぐ性能)が高く、ターボや高圧縮エンジンに適しています。一方で、レギュラーガソリンは価格が安く、日常使用に適したエンジンに向いています。

RB25DETなどの高出力ターボ車にレギュラーを使用すると、点火タイミングが適正に保たれず、ノッキングやパワーダウンの原因になることがありますので、必ず指定された燃料を守るようにしましょう。

間違った燃料を入れた場合のリスク

もしハイオク指定車にレギュラーガソリンを入れてしまった場合、一度の給油ではエンジンに深刻なダメージが起きることは稀ですが、長期的にはノッキングやカーボンの堆積、燃費の悪化などにつながる可能性があります。

一方、レギュラー指定車にハイオクを入れても基本的には問題ありませんが、性能が劇的に向上するわけではないため、費用面から見てもあまり意味はありません。

中古購入時のチェックポイント

中古でC35ローレルを購入する際には、エンジン型式をしっかり確認しましょう。車検証の「原動機の型式」の欄に「RB25DET」などと記載されています。

また、販売店や過去の整備記録を確認して、これまでどのような燃料を使っていたかを知っておくのもトラブル防止に役立ちます。

まとめ:C35ローレルの燃料はグレードで異なる

日産C35ローレルの燃料区分は、エンジン型式によって異なるという点をしっかり把握しておきましょう。RB25DETを搭載したターボモデルはハイオク仕様であり、NAモデル(RB20DE、RB25DE)はレギュラーでOKです。

適切な燃料を使うことでエンジンの性能を最大限に引き出し、長く安心して乗ることができます。

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