バイクでの移動中に欠かせないヘルメット。停車してバイクを離れるとき、「どこにしまえばいいの?」と悩んだ経験がある方も多いのではないでしょうか。この記事では、ヘルメットの安全で便利な保管方法を紹介します。
まず基本:ヘルメットをバイクに置きっぱなしにして大丈夫?
ヘルメットをバイクにそのまま置いておくことは避けたいところ。風で飛ばされたり、盗難やいたずらのリスクもあるためです。特に高価なフルフェイスやブランド物のヘルメットは狙われやすく、万一のためにも保管には気を配りましょう。
そのため、収納方法を工夫して、安全性と利便性の両立を図ることが大切です。
収納方法①:シート下収納(メットイン)
スクーターなどでよく採用されている「シート下収納(メットイン)」は、最もスマートで安全な保管方法です。鍵付きで密閉性も高く、雨の心配もほとんどありません。
ただし、フルフェイスや大きめのヘルメットは入らない場合があり、実際に収納できるか事前に確認しておきましょう。
収納方法②:ヘルメットホルダーを活用する
多くのバイクには標準でヘルメットホルダーが装備されています。Dリングをフックにかけてロックすることで盗難を防げます。
しかし、ヘルメットが外にぶら下がった状態になるため、雨の日や直射日光下では劣化リスクがある点に注意が必要です。カバーを併用するのもおすすめです。
収納方法③:リアボックス・トップケースに入れる
積載量アップの定番「リアボックス」は、ヘルメット収納にも最適。鍵付きで防犯性も高く、ヘルメットの他に手袋やレインウェアなどもまとめて収納できます。
大型のボックスを選べばフルフェイスヘルメットも楽に収納可能。ツーリングや通勤などで荷物が多い方に特におすすめです。
収納方法④:持ち歩きやすいヘルメットバッグを使う
カフェや商業施設など、バイクを離れて滞在する場所では、ヘルメットをバッグに入れて持ち運ぶのが安心。最近ではリュックタイプやショルダーバッグタイプなど、おしゃれで機能的なヘルメットバッグも登場しています。
特に公共の場では盗難や紛失リスクを回避できるため、安心して立ち寄り先を楽しめます。
収納方法⑤:バイク用ロック付きネットやチェーンを使う
収納スペースがない車種や荷物が多いときには、ネットとロックを併用するのも有効です。バイクのリアシートにヘルメットを固定し、ロックを通して盗難を防止します。
簡易的な方法ではありますが、鍵付きネットやスチールワイヤータイプならセキュリティ性能も高まります。
まとめ:状況に応じた柔軟なヘルメット収納を
バイク停車時のヘルメット収納には、様々な方法があります。通勤や通学などの日常使いなら「シート下収納」や「リアボックス」、ツーリング先などでは「持ち運び用バッグ」や「ヘルメットホルダー」と使い分けるのがポイントです。
盗難・劣化から大切なヘルメットを守りつつ、スマートにバイクライフを楽しみましょう。
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