スポーツバイクを選ぶ際、走行性能や見た目のカッコよさに加えて「音の迫力」も重要な判断基準になる方は多いでしょう。この記事では、ヤマハYZF-R7のようなフルカウルスポーツバイクを検討している方に向けて、音の迫力やエンジンのキャラクターを重視したおすすめモデルをご紹介します。
音の迫力を決める要素とは?
バイクのエンジン音に迫力を感じるかどうかは、主に「排気量」「気筒数」「エンジン形式」によって決まります。一般に、排気量が大きく、気筒数が多いほど重厚で大きなサウンドになりやすく、直列4気筒やV型エンジンは高回転での伸びやかな音が特徴です。
たとえば、YZF-R7は688ccの並列2気筒エンジンで、音は比較的落ち着いており「ドコドコ」としたトルク感重視のサウンド。一方、BMW S1000GTは直列4気筒エンジンを搭載し、「ギュィーン」と甲高い高回転サウンドが特徴で、迫力は段違いです。
おすすめモデル1:BMW S1000GT
直列4気筒999ccエンジンを搭載したBMWのS1000GTは、豪快なエンジン音と快適性を両立したスポーツツアラーです。マフラーは純正でも迫力十分で、回すとレーシングマシンのようなサウンドを奏でます。
電子制御も充実しており、初心者からベテランまで楽しめるバイクとして非常にバランスが取れています。価格帯は高めですが、満足感は非常に高いモデルです。
おすすめモデル2:YAMAHA TRACER9 GT
同じヤマハでもTRACER9 GTは、845ccの3気筒エンジンを搭載し、独特のサウンドとトルク感を味わえるモデルです。3気筒は2気筒の鼓動感と4気筒の高回転フィールを合わせ持つため、個性的な音を求める方におすすめです。
ロングツーリングにも対応する快適装備が揃っており、「YZF-R7よりも実用的で音も気に入った」という理由で乗り換える人も少なくありません。
おすすめモデル3:SUZUKI GSX-8R
スズキの新世代ミドルスポーツであるGSX-8Rは、776ccの並列2気筒エンジンを採用しています。YZF-R7と同じ2気筒ながら、設計が新しく、マフラー形状や吸排気のチューニングによってより野太く存在感のあるサウンドが特徴です。
特に中低速でのトルク感と音の重みが魅力で、街乗りでも走っていて楽しいモデルです。
音とスタイルを両立するには?
バイクの音に満足感を求めるなら、最初から4気筒や3気筒のモデルを選ぶのがベストですが、2気筒モデルでもマフラー交換で音質改善は可能です。ただし、音量規制に注意し、法令を守った範囲で楽しみましょう。
スタイルとしては、R7のようなスーパースポーツ系が好きなら、R1、CBR600RR、ZX-6Rといったモデルも検討してみるとよいでしょう。これらはすべて4気筒エンジンで、音の迫力は抜群です。
まとめ:レンタルで試すのが正解
最終的には、気になるモデルを実際にレンタルして自分の耳と体で確認するのが一番です。YZF-R7も走らせると十分楽しく、音もエンジン回転数によって印象が変わります。試乗やレンタルを活用して、自分に合った一台を見つけてください。
音も走りも妥協しない一台を選ぶことで、バイクライフの満足度は格段に上がります。ぜひこの記事を参考に、心から「これだ!」と思える相棒に出会ってください。
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