近年、日産自動車は電動化戦略を加速させており、欧州市場向けに新型「マイクラ」を発表しました。また、中国市場で発売されたEVセダン「N7」の日本導入も検討されています。これらの動向は、日本市場における日産の電動車ラインアップにどのような影響を与えるのでしょうか。
新型マイクラEVの概要
2025年5月、日産は欧州市場向けに新型「マイクラ」を発表しました。6代目となるこのモデルは、完全な電気自動車(BEV)として登場し、ルノーとの共同開発による「AmpR Small」プラットフォームを採用しています。
バッテリー容量は40kWhと52kWhの2種類が用意され、航続距離はそれぞれ約308kmと408kmとされています。デザインはロンドンの日産デザインヨーロッパが手がけ、シンプルで洗練された外観が特徴です。
日本市場への導入可能性
新型マイクラの日本市場への導入について、現時点では公式な発表はありません。しかし、日産は2025年度中に日本市場向けの新型コンパクトBEVを投入する計画を示しており、新型マイクラをベースとしたモデルが登場する可能性があります。
また、2022年に日本での販売を終了した「マーチ」の後継モデルとして、新型マイクラが日本市場に導入されることを期待する声もあります。
中国EV「N7」の日本展開
日産は中国市場で新型EVセダン「N7」を発売し、好調な販売実績を上げています。N7は航続距離約510kmを誇り、価格は約240万円からとされています。日産はこのモデルの日本市場への導入も検討しており、具体的な時期や詳細は未定ですが、今後の展開が注目されます。
まとめ
日産の電動化戦略は欧州や中国市場で着実に進行しており、新型マイクラやN7などのモデルが登場しています。日本市場においても、これらのモデルの導入が期待されており、今後の公式発表に注目が集まります。
コメント