バイク整備やヘルメットのピンロックシートの取り付け時に、手指の保護やパーツの汚れ防止として使い捨て手袋を活用するライダーは少なくありません。しかし、選ぶ手袋によっては粉が落ちたり、フィット感が悪く作業性が損なわれることも。この記事では、オートバイ作業に適した使い捨て手袋の種類と選び方、実際の使用例を交えて解説します。
なぜバイク整備に使い捨て手袋が必要なのか
使い捨て手袋は、手の保護だけでなく、整備中のオイルやグリスによる皮膚トラブルを防ぐほか、工具のグリップ性を高める役割もあります。
さらに、ピンロックシートやシールドの作業時に指紋やホコリを付けないためにも、清潔な状態を保てる使い捨て手袋は重宝されます。
おすすめの素材:ニトリル製手袋が最適
バイク整備用にはニトリル手袋が特におすすめです。天然ゴムを使用しておらずアレルギーが出にくい点や、耐油性・耐摩耗性に優れ、破れにくいのが特長です。
市販されている黒や青のぴったりフィットする手袋の多くはこのニトリル素材で、オートバイ整備のYouTube動画でも定番として使用されています。
避けたい素材:粉付きビニール手袋の注意点
白っぽく半透明なビニール手袋の中には粉付きタイプが多く存在します。これは装着をしやすくするための処理ですが、粉が作業中に舞ってシールドとピンロックの間に入り込む恐れがあります。
そのため、ピンロック作業時には「粉なし」タイプ、もしくは「クリーンルーム対応」と記載された製品を選ぶと安心です。
おすすめの手袋ブランドと購入先
- ショーワグローブ「ニトリスト」シリーズ
- トラスコ中山「ニトリル極薄グローブ」
- アイリスオーヤマやアスクルの業務用PB商品
これらはバイク用品店よりもホームセンターや通販サイト(Amazon、モノタロウ、ヨドバシなど)で見つかりやすく、コストパフォーマンスにも優れています。
使い捨て手袋の活用事例
筆者はピンロックシートの装着時、黒のニトリルグローブを使って作業を行っています。粉なしタイプを選ぶことで、内部にホコリが入るリスクを抑えられました。
また、メンテナンス時には工具のグリップがしっかりするため、滑りにくくケガの防止にもつながっています。
まとめ:用途に合った手袋で安全・清潔に作業を
オートバイ整備やピンロックシート作業には、フィット感が高く耐久性に優れたニトリル製の粉なし手袋が最適です。安価で手に入りやすいものも多く、自宅整備を安全かつ清潔に行うための必須アイテムと言えるでしょう。
手袋選びに迷ったら、作業内容に応じた素材や機能性を基準に、まずは1箱試してみることをおすすめします。
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