レクサスRXの購入を検討する際、グレード・納期・予算のバランスは非常に悩ましいポイントです。特にF SPORT、version L、500hといった選択肢がある中で、「好み」と「実用」の間で迷う方も多いでしょう。この記事では、各グレードの特徴やリセール、今後の動向を踏まえて、長く満足できる選択をするための考え方を解説します。
レクサスRXの人気グレードを比較
現在、レクサスRXには以下の代表的なグレードがあります。
- RX350 F SPORT（ガソリン）：走行性能とスポーティなデザインが魅力。価格は比較的抑えめだが、納期は長め（1年半以上）
- RX350h version L（ハイブリッド）：ラグジュアリー仕様で静粛性や燃費も優れる。納期は半年ほど。
- RX500h F SPORT Performance：ハイブリッドながら高出力、F SPORTの上級グレード。価格は980万円ほどで納期は半年前後。
どのグレードもそれぞれに魅力があるため、自身のライフスタイルや運転頻度によって最適解は異なります。
「好み」か「実用」か？ 納期が選択に与える影響
F SPORTのガソリン車（350）は人気が高く、納期が1年半も先というのが大きなネックです。現時点で代車もしくは繋ぎの車を半年しか借りられないとなると、途中で別の車を購入・手配する必要が出てきます。
一方で、350h version Lや500h F SPORTは半年程度で納車可能なため、家族のライフサイクルや通勤など、車が必要な期間をしっかり見積もって選ぶのが現実的です。
F SPORTとversion Lのリセールバリューを比較
F SPORT系のリセールバリューは高い傾向があります。特に500h F SPORTはグレードの中でも希少性があり、中古市場でも人気が高くなると予想されます。
version Lは快適性重視のラグジュアリーモデルで、実用性が高いものの、F SPORTほどリセールに期待はできません。ただし、ハイブリッドモデルであるため、ガソリンモデルよりは優位性があります。
これからの時代、ガソリン車を選んでもいいのか？
環境規制の強化や電動化の流れを考えると、今後7年間でガソリン車の立場は相対的に不利になる可能性があります。一部の都市では、将来的にガソリン車の走行制限が導入される見込みもあるため、長期保有前提であればハイブリッドまたはPHEVの選択がより安全です。
とはいえ、RX350のガソリンモデルは現行の規制を満たしており、走行性能や維持費のバランスも良いため、「車好き」で走りにこだわる方には引き続き根強い人気があります。
乗り換え周期とコストを考えた戦略
仮に7年後に売却する場合、リセールバリューも考慮して初期費用の回収ができるかが重要です。以下のような戦略が考えられます。
- RX500h F SPORT：高額でもリセールが強いため、7年後の売却時に高値が期待できる。
- RX350h version L：初期費用を抑え、静かで快適な移動空間を重視。ライフスタイル優先。
- RX350 F SPORT：好み重視。ただし納期の影響で繋ぎ車の費用が別途必要。
一時的な追加出費をいとわないのであれば、500h F SPORTの選択も十分理にかなっていると言えるでしょう。
まとめ：あなたの優先順位がすべてを決める
車選びは「感性」と「実用性」のバランスです。長く愛車と付き合うつもりであれば、自分の好みに合ったモデルを選ぶことが後悔しない最大のポイントです。
納期と予算を現実的に見ながら、必要であれば短期リースや中古車で繋ぐなど、柔軟な選択を検討することで、最終的に理想の一台を手にする近道となります。
レクサス公式RXページも活用しながら、納得のいく判断をしてください。
コメント