CB400SF Spec3のノーマルハンドルをアップハンドルに交換する際、ハンドルの変更だけでなく、ケーブル類の延長も重要な要素となります。アップハンドルにすることで、ケーブル類に負担がかかり、通常の長さでは足りない場合があります。この記事では、アップハンドル化に必要なケーブル延長とその選び方について詳しく解説します。
アップハンドル化に必要なケーブル類
アップハンドル化を行うと、ハンドル位置が上がるため、ケーブル類が引っ張られることになります。このため、特に以下のケーブルに関して延長が必要になります。
- ブレーキケーブル：ハンドル位置が上がることで、ブレーキケーブルが短くなるため、延長が必要です。
- クラッチケーブル：クラッチケーブルも同様に引っ張られるため、延長が必要となる場合があります。
- スロットルケーブル：スロットルケーブルも延長が求められる場合が多いです。スムーズな操作感を維持するためにも、適切な長さのものを選ぶことが大切です。
- 電気系統のケーブル：ハンドル周りの電気系統（ウインカー、ホーンなど）の配線も確認が必要です。延長が必要な場合があるため、配線が緩まないようにしっかりと確認しましょう。
ケーブル延長の具体的な方法
ケーブルを延長する方法としては、既存のケーブルに延長パーツを取り付ける方法や、純正の長いケーブルを取り付ける方法があります。まずは、どのケーブルがどれくらい引っ張られるかを確認し、それに合った延長方法を選びます。
ブレーキケーブルやクラッチケーブルに関しては、純正の長さでは不安な場合、アップハンドル用に設計された延長パーツや専用ケーブルを購入することができます。スロットルケーブルは、特に取り付け後にスムーズに動作するよう調整が必要です。
適切なケーブル選びと交換時期
アップハンドル化に伴い、ケーブルの選び方も重要です。延長パーツを選ぶ際は、品質と耐久性を重視しましょう。特にブレーキケーブルは、安全性に直結する部分なので、信頼できるメーカーの製品を選ぶことが大切です。
ケーブルの交換時期や調整のタイミングも重要です。ケーブルが伸びてきた場合や、動作が不安定になった場合は、早急に交換するか、調整を行いましょう。
アップハンドル化による運転感覚の変化
アップハンドル化を行うことで、バイクの操作感が大きく変わります。ハンドル位置が高くなることで、よりリラックスした姿勢で運転できるため、長距離走行や街中での走行が快適になることがあります。
ただし、ハンドル位置が上がることによって、コーナリングや低速走行時の安定性に若干の違いを感じることもあるため、その点を考慮してアップハンドルのタイプを選ぶことが重要です。
まとめ
CB400SF Spec3のアップハンドル化において、ケーブルの延長は非常に重要です。ブレーキケーブル、クラッチケーブル、スロットルケーブルなど、必要なケーブルを延長し、適切な長さのものを選ぶことで、安全で快適な走行が可能になります。
ケーブルの選び方や交換方法を理解し、安全性を確保した上で、アップハンドル化による運転感覚の変化を楽しんでください。
コメント