「19年前の軽自動車なんてもう寿命では?」と思う方もいるかもしれません。しかし、走行距離がわずか5万kmであれば、まだまだ活躍できる可能性があります。この記事では、古い軽自動車を所有するメリット・デメリットや、実際に長年乗っている人の実例を交えて解説します。
年式よりも重要な「走行距離」と「整備状態」
中古車の寿命を判断する際、多くの人が年式に注目しがちですが、実際には走行距離と整備履歴の方が重要です。一般的にエンジンや足回りの寿命は10万km以上が目安とされるため、5万km程度であればまだ半分以下の使用度です。
また、定期的なオイル交換や消耗部品の交換が行われていれば、年式が古くても良好な状態を保っているケースは多くあります。
古い軽自動車に乗り続けている人の実例
実際に「平成18年式の軽自動車に現在も乗っている」というユーザーは少なくありません。彼らに共通しているのは、車を大切に扱い、必要なメンテナンスを怠らない姿勢です。
たとえば、ある方は車検のたびに10万円以上をかけて整備をしており、20年以上乗り続けています。使用頻度が低ければ、故障リスクも下がり、長く乗り続けられるのです。
19年落ちの軽自動車に乗るメリット
- 車両価格が安い(10万円以下で購入可能な場合も)
- 自動車税が安い(軽自動車の恩恵)
- 装備がシンプルで壊れにくい
車に過剰な快適装備を求めないのであれば、日常の足として十分に活躍してくれます。
デメリットと注意点
一方で、年式の古い軽自動車には以下のようなリスクもあります。
- エアバッグやABSなど安全装備が不足している
- 部品の供給が終了している場合がある
- エンジン内部や足回りの劣化が進んでいる可能性
特にブレーキやタイヤ、サスペンションは経年劣化が目立ちやすいため、乗る前に点検することが重要です。
車検の通過=安全ではない
車検に通ったからといって、その車が万全な状態とは限りません。あくまで「最低限の基準を満たしている」に過ぎないため、乗り続けるつもりであれば車検時に追加で整備を依頼するのが理想です。
信頼できる整備工場に相談し、「交換すべき部品」「今後の不安要素」について把握しておきましょう。
まとめ:19年落ちでも5万kmなら十分に検討の価値あり
結論として、走行距離が5万kmであれば、19年落ちの軽自動車でもしっかり整備されていれば十分に使用可能です。ただし、今後も長く乗るつもりであれば、安全性や部品の入手可否を考慮したメンテナンスが欠かせません。
コストを抑えて車を使いたい方にとって、古い軽自動車は意外と「アリ」な選択肢かもしれません。
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