PCX125にカエディアのフォグランプを取り付ける際の電源について

車検、メンテナンス

PCX125にカエディアのフォグランプを取り付ける際、常時電源とACC電源の2つの電源から取る場合、どちらの電源がメインで使用されるのか、またフォグランプの電源についての疑問が生じることがあります。今回はその点について詳しく解説します。

1. 電源の選び方と使い分け

まず、常時電源(バッテリー)とACC電源(アクセサリー電源)は、バイクの電気系統で異なる役割を持っています。常時電源はバイクのエンジンが停止していても電流が供給されるため、車両の常時動作に必要な電力を供給します。一方、ACC電源はバイクのエンジンをかけたときにのみ電流が供給され、オーディオ機器やライトなど、エンジンをオンにした時のみ動作する機器に使用されます。

フォグランプを取り付ける際には、どちらの電源をメインに使うかを選ぶ必要がありますが、通常、ACC電源を使うことで、エンジンをオンにした際のみフォグランプが点灯するように設定されます。これにより、バイクのバッテリーを無駄に消費することを防げます。

2. 常時電源とACC電源の使い分け

フォグランプを常時電源に接続すると、エンジンが停止している状態でもフォグランプが点灯してしまうため、バッテリーが消耗してしまうリスクがあります。そのため、基本的にはACC電源を使うことが推奨されます。しかし、常時電源を使いたい場合は、フォグランプにリレーを組み込むことで、スイッチのON/OFFによって電源を切り替えることができます。

また、ACC電源の容量が足りない場合、別途ヒューズを追加したり、容量が大きめのACC電源を選択することで安定した電力供給が可能になります。

3. フォグランプとその他の電装品の同時使用

フォグランプだけでなく、電圧計やUSB充電器を同時に取り付ける場合、電力供給が不足する可能性があります。特に7.5AのACC電源では、フォグランプと電圧計、USB充電器を同時に使用する際には注意が必要です。これらのアクセサリが同時に使用される場合、電流の過負荷を避けるために、容量の大きいACC電源を使用することが重要です。

また、バイクの配線を適切に行い、電圧が安定して供給されるようにすることも重要です。配線ミスや不安定な電力供給は、最終的にバイクの電子機器の故障を引き起こす原因となります。

4. まとめとアドバイス

PCX125にカエディアのフォグランプを取り付ける際は、ACC電源を使用することで安全かつ効率的に電力を供給できます。常時電源を使用する場合は、リレーを使って安全にオン/オフを切り替えることをお勧めします。

また、フォグランプに加えて他の電装品を使用する場合は、バイクの電力供給能力を超えないように、適切な電源の容量を選択し、配線を確実に行うことが必要です。これらのポイントを押さえれば、安全かつ快適なバイクライフを楽しむことができます。

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