リード125の前輪タイヤ交換後にハンドルが震える?原因と対策を徹底解説

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リード125ccのようなスクーターでも、タイヤ交換後に違和感が出るケースは珍しくありません。特に「ハンドルが震える」という症状は、安全性にも関わるため注意が必要です。この記事では、前輪タイヤ交換後に発生するハンドルのブレ(振動)の原因や、適切な対処方法について詳しく解説します。

前輪タイヤ交換後のハンドルの震えはなぜ起こる?

タイヤ交換後にハンドルが震える原因として考えられるのは、大きく分けて以下の4点です。

  • ホイールバランスの未調整
  • タイヤの偏摩耗や初期なじみの影響
  • 取り付けミスや組み付け不良
  • ホイール自体の歪みや損傷

中でも最も多いのが、バランス調整(ウェイトバランス)がされていない、または不十分なケースです。

スクーターにもホイールバランス調整は必要?

一般的にバイクのホイールバランス調整は、大型バイクや高速走行する車種で重要視されます。しかし、リード125のようなスクーターでも、特に前輪にはホイールバランスの影響が現れやすく、高速走行時や一定速度での微振動の原因になります。

特に新品タイヤは製造誤差により重心がわずかに偏っていることがあり、それが高速回転時に振動となって体感されるのです。

数週間で「慣れる」ことはあるのか?

確かに新品タイヤには“なじみ”期間があり、最初の100〜200km程度はゴムが路面に馴染むまで違和感がある場合があります。ただし、ハンドルが明確に震えるレベルの振動は「慣れ」では解決しない可能性が高いです。

走行距離が伸びても症状が改善しない場合や、速度域によってブレが強くなるようなら、必ず整備士に相談しましょう。

確認すべきポイントと対応方法

前輪交換後に違和感を感じたら、以下の項目を確認するのが基本です。

  • ホイールバランスが取られているか(バランスウェイトが貼られているか確認)
  • アクスルシャフトの締め付けトルク(緩みや過剰締めがないか)
  • タイヤのビードが均等にリムにはまっているか
  • ホイール自体の歪みがないか

バランス調整は、タイヤ交換を行った店舗で追加作業として依頼できることがほとんどです。費用は1,000〜2,000円程度が相場です。

交換後は一度点検・再確認をおすすめ

新品タイヤ装着後は、できれば100kmほど走行したタイミングで、締め付けトルクの再確認や空気圧のチェックを行うのが理想です。

また、タイヤ交換を格安店などで行った場合は、バランス調整が省略されている可能性もあるため、「バランス取りも含まれていましたか?」と後から確認することも重要です。

まとめ:ハンドルの震えは「バランス調整」で解消することが多い

リード125の前輪交換後に感じるハンドルの震えは、バランス不良が原因である可能性が高く、適切な調整によってほとんどのケースは改善可能です。

「そのうち慣れるかも」と放置せず、安全のためにも一度点検を受けることをおすすめします。安心して快適に乗るためには、こうしたちょっとした違和感を見逃さないことが大切です。

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