バイクのLEDウインカーを交換した際に、インジケーターランプが常時点灯する問題に直面することがあります。この問題は、LEDウインカーリレーやダイオード内蔵ハーネスの取り付け時に発生しやすいものです。この記事では、特にドラッグスター400(4TR)における具体的な対処法と配線方法について解説します。
1. ハイフラ現象とその原因
LEDウインカーに交換した後にハイフラ(点滅速度が速くなる現象)が発生することがあります。この現象は、LEDが消費する電力が少ないために、ウインカーリレーが正しく機能せずに点滅速度が速くなることが原因です。これを解消するために、LEDウインカーリレーを交換することが一般的です。
リレーを交換した後、点滅が正常になることが多いですが、今回のようにインジケーターランプが常時点灯する問題が発生する場合もあります。
2. インジケーターランプが常時点灯する原因
インジケーターランプが常に点灯する原因は、ウインカー回路における電流の流れの問題です。ウインカーの配線を変更した場合、ダイオードやハーネスの配線方法が不適切な場合、インジケーターランプが誤動作して常時点灯することがあります。
特に、ガレージT&F製のダイオード内蔵ハーネスを使う場合、どの配線に割り込ませるかが問題となります。この配線の取り付けが正しくないと、インジケーターが常時点灯したり、反応しなくなることがあります。
3. 配線方法と取り付けの手順
ダイオード内蔵ハーネスを取り付ける際の配線方法としては、まずインジケーターランプの配線がウインカー回路とどのように繋がっているかを確認することが重要です。通常、ウインカーリレーからの配線がインジケーターランプに接続されています。
テスターを使って、インジケーターランプの配線がウインカー回路のどの部分に接続されているかを確認し、その配線にダイオードを割り込ませることで、インジケーターの誤動作を防ぐことができます。
4. 配線色の確認と注意点
インジケーターランプの配線色はバイクのメーカーやモデルによって異なりますが、一般的には黄色や緑色の配線がウインカー回路に使われています。配線を確認する際には、まず自分のバイクの配線図を確認し、どの配線がインジケーターランプに繋がっているかを特定しましょう。
テスターを使用して、正しい配線を特定し、ダイオード内蔵ハーネスを適切な配線に割り込ませることで、インジケーターランプの常時点灯問題を解決できます。
5. まとめ
LEDウインカーの取り付け後にインジケーターランプが常時点灯する問題は、配線の誤接続やダイオードの取り付け不良が原因です。テスターを使って配線を正しく確認し、ダイオード内蔵ハーネスを適切な位置に取り付けることで、問題を解決できます。また、ウインカーリレーの交換や配線図の確認を行うことが、スムーズに修正作業を進めるためのポイントです。
上記の手順を試し、正常にインジケーターランプとウインカーを動作させることができるでしょう。
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