最近では、従来のミニバンに代わり、SUVをファミリーカーとして選ぶ子育て世代が増えています。0歳児などの乳児がいる家庭にとって、SUVは本当に実用的なのか?この記事では実際に子育てにSUVを活用している家庭の事例や、メリット・デメリットを交えながら解説していきます。
SUVが子育て世代に選ばれる背景
ファミリーカーといえば「ミニバン」というイメージが定着していましたが、スタイリッシュなデザインと走行性能の良さから、SUVも注目を集めています。
特に見た目を重視する家庭にとっては、いかにも「育児用」といった印象のないSUVが魅力的です。さらに、最低地上高の高さによる視界の良さや運転のしやすさも高評価のポイントです。
SUVの子育て向けメリット
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乗降性の良さ:車高が高いため、ベビーカーやチャイルドシートの乗せ降ろしが楽になります。腰への負担も軽減されます。
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荷室が広い:車種によっては大きめのベビーカーもそのまま積載可能。買い物やおむつのストックも余裕で積めます。
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4WD対応で悪天候も安心:雨や雪の日の送迎や買い物も心強く、アウトドア好きな家族にもぴったり。
一方でSUVの注意点・デメリット
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スライドドアがない:多くのSUVはスライドドアではないため、狭い駐車場ではチャイルドシートへの乗せ降ろしがやや大変。
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車高が高くて乗りにくい人も:祖父母など高齢者が同乗する場合、乗り降りに苦労することがあります。
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3列シートの設定が少ない:5人家族や両親との同乗を想定していると、ミニバンに比べて選択肢が狭まります。
子育てとSUVの相性が良いおすすめモデル
以下は育児中の家庭にも人気のSUVモデルです。
車種名 | 特徴 | 価格帯 |
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トヨタ RAV4 | 広い荷室と優れた燃費、安全性能 | 約300〜400万円 |
ホンダ ヴェゼル | コンパクトで扱いやすく、ハイブリッドあり | 約250〜350万円 |
スバル フォレスター | 4WD性能と走破性が高く安心 | 約300〜400万円 |
マツダ CX-5 | 洗練されたデザインと室内快適性 | 約280〜400万円 |
子育て視点での比較:SUV vs ミニバン
スタイリッシュさや走行性能ではSUV、スライドドアや車内空間の活用性ではミニバンが有利です。「見た目を重視したいけど、利便性も譲れない」という方には、SUVの中でもチャイルドシート対応や荷室重視のモデルを選ぶのがポイント。
まとめ:SUVは子育て世代にとって“あり”の選択肢
0歳児がいる家庭でも、SUVは十分にファミリーカーとして活躍できます。デザイン性と機能性を両立したモデルが多数登場しており、用途に応じた選び方をすれば満足度の高いカーライフが実現可能です。
実際に育児中の家庭では、「ミニバンは避けたかった」「夫婦共にデザイン重視でSUVにしたが、後悔はない」といった声も多数。ご自身のライフスタイルに合ったクルマ選びを楽しんでください。
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