通勤や街乗りで高い人気を誇る125ccクラスの原付二種「シグナスグリファス」。いざ購入を検討すると気になるのが“乗り出し価格”です。本体価格だけでは分からない、諸費用や装備を含めたリアルな総額を、オプションパーツ込みの事例を元に具体的に紹介します。
基本構成:新車本体+諸費用+自賠責保険
シグナスグリファスの新車価格は、モデルや販売店によって若干異なりますが、今回の例では以下のような価格設定となっています。
- 新車本体価格:375,000円(税込)
- 登録手数料・整備費用・自賠責5年:53,900円
これにより、ベースの乗り出し価格は428,900円となります。自賠責保険を5年契約とすることで、長期的に見てもお得です。
純正オプションの追加費用
快適性や積載性を高めるために人気のオプションパーツを追加した場合の費用は以下の通りです。
オプション | パーツ代 | 取付工賃 |
---|---|---|
純正ローダウンシート | 29,790円 | 3,000円 |
純正リアキャリア(SHAD対応) | 13,200円 | 2,000円 |
リアボックス(SHAD SH29 再利用) | 0円 | 0円 |
パーツ代+工賃で合計47,990円。すでにボックスを所有している場合、新たに購入する必要がなくコストを抑えられます。
保険費用も忘れずに計算
原付二種は任意保険加入が義務ではありませんが、事故時のリスクを考えると加入は必須。今回は全労済のバイク保険を継続で引き継ぐケースとし、年間保険料は13,000円で想定します。
125ccクラスの保険料は安く抑えられるのが魅力で、対人・対物をカバーしてもこの程度に収まるのは大きなメリットです。
総額シミュレーション:乗り出し価格の目安
以上をすべて加算した乗り出し価格のシミュレーションは次の通りです。
- 本体+諸費用+自賠責:428,900円
- オプション装備+工賃:47,990円
- 任意保険(参考):13,000円
総合計:490,890円(税込)
おおよそ49万円台で装備も整った状態のシグナスグリファスに乗り出せる計算になります。
まとめ|オプション込みでも50万円以下で収まる現実的な価格
シグナスグリファスは本体価格がリーズナブルなうえ、通勤に便利なオプションを追加しても総額50万円を下回るプランが可能です。特にローダウンシートやリアキャリアは、実用性や乗りやすさを向上させる装備として人気が高く、コストパフォーマンスも良好です。
今回のように、あらかじめ諸費用や工賃、任意保険まで含めて見積もることで、購入後の想定外の出費を防ぐことができます。原付二種選びの参考にぜひ活用してみてください。
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