トヨタ・ランドクルーザー300の実力とは？ユーザーの評価と特徴を徹底解説

ランドクルーザーはトヨタのフラッグシップSUVとして、長年にわたり世界中で高い評価を受けてきました。2021年に登場したランドクルーザー300系は、歴代モデルの中でもとりわけ注目を集める存在となっています。本記事では、その魅力と実際のユーザーからの声を交えて紹介します。

ランドクルーザー300とはどんなクルマか

ランドクルーザー300は、先代200系から14年ぶりにフルモデルチェンジされたモデルで、プラットフォームにはTNGA-Fを採用し、従来の信頼性に加えて走行性能や燃費性能が大きく向上しました。

エンジンはV6ツインターボ（ガソリンおよびディーゼル）を搭載し、V8からのダウンサイジングながらもパワフルかつ高効率な性能が実現されています。

肯定派からは「オフロード性能が圧倒的」「トヨタらしい壊れにくさがある」「所有感が高い」などの声が多く聞かれます。

特にアウトドア志向のユーザーや災害時の備えを意識する層にとっては、ランドクルーザーはまさに「信頼の塊」であり、高評価です。

一方で、「ボディサイズが大きすぎて日本の都市部では扱いづらい」「価格が高騰しすぎて一般人には手が出しにくい」「納期が長すぎる」といった実用面の不満も存在します。

また、燃費の悪さを懸念する声も根強くあり、日常使いを重視するユーザーにはマッチしにくいという評価も。

本格的なオフロード走行を必要とする人、災害対策としてクルマの信頼性を重視したい人、あるいは車としての所有満足度を追求したい人には非常に向いている車種です。

逆に、「街乗り中心で経済性を求める」「取り回しの良い車が欲しい」といった用途にはオーバースペック気味と言えるでしょう。

トヨタのハイラックスやRAV4、あるいはレクサスLXと比較した場合、ランドクルーザー300は耐久性と悪路走破性で優位に立ちます。ラグジュアリーSUVとは異なる「道具としての強さ」が最大の魅力です。

特に海外市場では、防衛・商用・冒険用途として高く評価されており、ランドクルーザーが「世界で最も信頼されているSUV」とされる所以でもあります。

ランドクルーザー300は誰にでもおすすめできる車ではありませんが、使い方が合致すればこれ以上に頼れる一台は少ないと言えるでしょう。購入を検討する際は、自身の使用環境やライフスタイルと照らし合わせて判断するのがポイントです。

「丈夫さ」「信頼性」「走破力」を求めるなら、ランドクルーザー300はまさにその期待に応える一台となるはずです。