高級車と聞くと、特別な燃料や専用の設備が必要なのではと感じる方も多いのではないでしょうか。フェラーリやランボルギーニといったスーパーカーを所有していても、日本国内の一般的なガソリンスタンドで問題なく給油できるのでしょうか?この記事では、そんな疑問に対して高級車オーナー目線で解説します。
フェラーリやランボルギーニが使用する燃料の種類
多くのスーパーカーは無鉛ハイオクガソリン(プレミアムガソリン)を指定しています。フェラーリやランボルギーニのエンジンは高出力を求める設計となっており、オクタン価の高いハイオクでの燃焼が前提です。
日本のハイオクガソリンは、オクタン価100前後の無鉛タイプで、欧州基準とも遜色なく、フェラーリ・ランボルギーニのエンジンに最適な仕様になっています。
日本のガソリンスタンドでも問題なく給油可能
結論から言えば、日本のほとんどのガソリンスタンドで高級車に給油は可能です。セルフ式でもフルサービス式でも、ハイオクガソリンが取り扱われているスタンドであれば問題なく給油できます。
実際にフェラーリ488 GTBやランボルギーニ・ウラカンを所有しているユーザーの中にも、ENEOSや出光などの一般的なスタンドで給油している方は少なくありません。
注意すべき点:車高とノズルの取り回し
ただし、スーパーカーには独自の事情もあります。たとえば車高が極端に低いため、段差のあるスタンドには注意が必要です。前方のリップスポイラーを擦る恐れがあります。
また、給油口が特殊な位置にある車種もあるため、セルフ式ではノズルの取り回しに注意が必要です。初めての給油ではフルサービスの店舗を利用する方が安心かもしれません。
おすすめの給油スタンドやサービス
高級車ユーザーの間では、ENEOSや出光などの大手ブランドを利用する人が多く、燃料品質や接客サービスに定評があります。特にフルサービス店舗は給油中に車体に触れることもないため安心です。
一部では、VIP対応や高級車専用の設備を備えた「プレミアムスタンド」も都市部を中心に存在します。
車の燃料管理にも配慮を
スーパーカーは週末しか乗らないというオーナーも多いですが、ガソリンは揮発性が高いため長期保管する場合はタンクを満タンにするか、燃料添加剤を入れておくとよいでしょう。イタリア車はとくに燃料の質に敏感とされており、品質の高いガソリンを選ぶことが重要です。
まとめ
フェラーリやランボルギーニといった海外の高級車でも、日本国内の一般的なガソリンスタンドで問題なくハイオク給油が可能です。ただし、車高の低さや給油口の位置など、高級車特有の注意点はあります。フルサービスのスタンドや信頼できる大手ブランドを選ぶことで、安心して給油ができます。
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