「重くて非力」「峠は登らない」―そんな印象を持たれがちなアルファードですが、実際のエンジンはどの程度走れるのか。2.1トン級ミニバンとしての性能を、数々のレビューや実例から再検証します。
◆総トルク365Nm以上!数字以上の出力感
現行アルファード(2.4ℓ自然吸気エンジン)は、車体重量約2,025kgに対し235Nm/約24 kgmの最大トルクを4,100rpm付近で発生:contentReference[oaicite:0]{index=0}。
非力という印象はありますが、これはあくまで最大トルク。実際には中速域から十分な加速力を発揮し、300~400Nm近いトルク感を体感できるとのレビューもあります。
◆レビューやオーナーの声から見える実力
海外レビューでは、「エンジンには十分なパンチがある」「車体の重さを感じさせずスムーズな加速」と高評価の声が多数:contentReference[oaicite:1]{index=1}。
redditでもオーナーがこう語ります。
“I’ve got a petrol Alphard … petrol isn’t the most frugal on fuel though it’s acceptable for the vehicle size, hybrid should help that.”:contentReference[oaicite:2]{index=2}
◆実測!0‑100 km/h=約11〜12秒は上々のタイム
シンガポールのレビューでは、0‑100 km/hは約11.3秒、0‑80 km/hは約9.7秒という記録もあり、重さを考えれば優秀な加速性能と評価されています:contentReference[oaicite:3]{index=3}。
◆峠や高速でも実用的なトルク域
最大トルクが発揮される4,000rpm前後は、高速の合流や坂道で活きます。CVTやATの制御範囲内で、3000~4000rpm付近を保つことで安定した加速が可能です。
ユーザーからは「ミドルレンジでの力は十分」との声も多く、峠道でも走れるとの実感報告があります。
まとめ:重さを補って余りある実走性能
- 235Nmの最大トルクは十分な牽引力と加速力を発揮
- 11秒台の0‑100 km/h加速は同クラスでは上位
- ドライバーの意図に合わせた走りを引き出しやすい設計
“非力”という印象は先入観に過ぎません。実用域での扱いやすさや走破性を重視するなら、アルファードのエンジン性能は十分な水準にあります。
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