原付スクーターや小型バイクをカスタムする際、スマートフォンホルダーの取り付けは定番の一手です。しかし、いざミラー基部に取り付けようとしたら「ネジが短くて固定できない」といったトラブルに直面する方も多いでしょう。特にマジェスティ125(コマジェ)などでは、年式やカスタム内容によって状況が異なることも。本記事では、ミラーに噛ませるタイプのスマホホルダーが付けられない原因と対処法を詳しく解説します。
ミラー取り付け部の構造とネジ長の問題
一般的なスクーターでは、ミラーは10mmまたは8mmの正ネジ・逆ネジで固定されています。そのため、スマホホルダーをミラーの下にかませると、その分ネジの長さが足りなくなることがあります。
特にM字ハンドルやカスタム車の場合は、ネジのかかり代が短く設定されていることが多く、スマホホルダーの厚みを加えるとミラーがしっかり固定できなくなるリスクが高まります。
低予算でのおすすめ解決法:ロングボルトを活用しよう
一番手軽な対処法は「ロングミラーボルト」の購入です。ホームセンターやネット通販で100円〜300円ほどで購入できます。
例えば、M10×1.25(正ネジ)の25mm〜30mmのステンレス製ボルトを選べば、スマホホルダーをかませても安全に固定できます。重要なのは「ネジ径」と「ピッチ」の確認です。
ミラーホルダー変換アダプターも便利
ミラー基部が特殊な形状になっている場合は、「ミラーアダプター」や「延長アダプター」も便利です。これにより、スマホホルダーの取り付けスペースを確保できます。
たとえば、ZETAやデイトナ製のミラーアダプターは数百円〜1,000円程度で購入でき、見た目もスッキリします。DIYが苦手な方には特におすすめです。
ハンドル周りにスペースがない場合の代替案
もしM字ハンドルで取り付けスペースが極端に狭い場合は、「ステムマウントタイプ」や「吸盤・タンクバッグタイプ」も検討しましょう。
特にUSB電源と一体型のスマホホルダーを選ぶと、長距離走行時の利便性も向上します。値段はやや上がりますが、後悔のない買い物になるはずです。
注意点:ネジの締め込み不足は重大事故に
スマホホルダーの取り付け時にミラーがしっかり固定されていないと、走行中にミラーが動いたり、ホルダーごと脱落するリスクがあります。
実際、走行中にミラーが緩んで後方確認ができず事故につながったケースもあるため、ネジの長さと締め付けトルクには十分注意しましょう。
まとめ:スマホホルダーの取付けにはちょっとした工夫が大切
ミラー部にスマホホルダーを取り付ける際、ネジの長さが足りないというトラブルはよくあることです。ロングボルトやアダプターを使えば、低予算で安全に解決可能です。
カスタムバイクでも、ちょっとした工夫で利便性を大幅にアップできます。ぜひ本記事を参考に、安全で快適なバイクライフを楽しんでください。
コメント