N-VANはホンダが誇る商用バンとして高い人気を誇る車種であり、「G」や「FUN」など複数のグレードが存在します。中でも見た目の違いとして大きく注目されるのがバンパー形状。今回は、GタイプのN-VANにFUNタイプのバンパーを取り付けられるのか?という点に注目しつつ、パーツ互換性の考え方とカスタム時の注意点について解説します。
GタイプとFUNタイプの外装の違い
まずGとFUNの最大の違いは、装備と内外装の仕様です。バンパーもその一つで、FUNタイプはカラードバンパー(車体同色)やフォグランプ対応の開口部などが採用されています。
一方、Gタイプは無塗装ブラックの樹脂バンパーで実用性重視の設計です。形状そのものが異なるため、見た目に差が生まれます。
バンパーの互換性はあるのか?
基本的なボディ構造はGもFUNも共通なので、バンパー取り付けの物理的互換性はあります。つまり、ボルトの位置やバンパーの取り付けクリップなどは一致しているため、ポン付けできる可能性は高いです。
ただし、以下の点で注意が必要です。
- 配線の違い:FUNにはフォグランプが標準/オプション装備されている場合があり、Gには配線がない可能性があります。
- 塗装の問題:FUNバンパーはボディ同色で塗装済み。Gに装着するには色合わせや再塗装が必要になることも。
- 一部内装・ステーの違い:場合によっては補助ステーやブラケットが別途必要になる場合があります。
実例:GタイプをFUN風にカスタムしたオーナーの声
N-VAN GタイプにFUN用のバンパーを移植したオーナーによると、以下のような対応で成功しています。
「中古でFUNのフロントバンパーを手に入れて、Gに装着。ステー位置は一致していたけど、フォグランプ配線はDIYで別途追加。塗装は近所の板金屋にお願いして完了!」
また、N-VANカスタム専門のブログなどでは、パーツごとの互換性情報や取り付け方法も豊富に紹介されています。
バンパー交換時に必要な部品と費用感
G→FUNバンパーへ変更する場合の主なコスト内訳は以下の通りです。
項目 | 費用目安 |
---|---|
FUNバンパー本体(中古) | 15,000〜30,000円 |
塗装代 | 10,000〜20,000円 |
フォグランプ・配線キット | 5,000〜10,000円 |
工賃(ショップ依頼時) | 10,000〜15,000円 |
自分で交換できる場合は費用を抑えることも可能ですが、塗装や配線はプロに任せると安心です。
まとめ
ホンダN-VAN GタイプにFUNタイプのバンパーを装着することは可能ですが、フォグランプの配線や塗装などで追加作業が必要になるケースがあります。外観をアップグレードしたい方にとっては有効なカスタムですが、パーツ選定や取り付けは慎重に行いましょう。
また、中古パーツを活用することでコストを抑えたカスタムも可能です。事前に情報収集し、自分に合った方法を選ぶのが成功のカギとなります。
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