バイクの個人売買で売る側がやるべきこと：一時抹消済み車両の手続きについて

バイクの個人売買で売る側がやるべき手続きについて

バイクの個人売買を行う際に、売る側としてどのような手続きが必要かを正確に把握しておくことが重要です。今回は、ナンバーが一時抹消済みの状態でバイクを売却する場合の流れについて説明します。

一時抹消済み車両の売却手続き

一時抹消済みのバイクを売る場合、買い手に対して渡すべき書類は以下の通りです。

• 一時抹消登録証明書：この書類がバイクの一時抹消が完了していることを証明するもので、買い手が再登録を行う際に必要になります。
• 譲渡証明書：バイクを売却する際に、所有権が買い手に移ったことを証明する書類です。フォーマットはネットでダウンロードできますので、必要事項を記入して渡します。

税金の支払いについて

バイクが一時抹消されている場合、その時点で自動車税や軽自動車税の課税はストップされています。買い手が再登録を行った場合、新たなナンバーが発行されると共に税金の負担も買い手に移ります。したがって、売却後に税金の請求があなたの元に届くことはありません。

売り手側が行うべきこと

売り手としては、基本的に以下の手続きを行う必要があります。

• 書類の準備：一時抹消登録証明書と譲渡証明書を準備し、買い手に渡します。
• バイクの引き渡し：書類と共にバイク本体を引き渡します。
• 記録保管：万が一のトラブルを防ぐため、譲渡証明書の控えや売却に関する書類は保管しておきましょう。

まとめ

一時抹消済みのバイクを売却する際には、一時抹消登録証明書と譲渡証明書を渡すことで手続きが完了します。買い手が再登録を行うことで、税金や保険などの負担は買い手に移りますので、売り手側が追加で支払うことはありません。適切な書類を準備し、安全な取引を心がけましょう。