CB400SFにセパレートハンドル(セパハン)を取り付けた後、クラッチが硬くなったと感じることがあります。この問題は、ハンドルのポジション変更が原因でクラッチワイヤーの張り具合や動作が影響を受けることがあるため、適切な調整が必要です。この記事では、クラッチが硬くなる原因とその改善策を詳しく解説します。
セパハン取り付け後のクラッチワイヤーの影響
セパハンを取り付けると、ハンドルの角度や高さが変わるため、クラッチワイヤーに与える負荷が増すことがあります。特に、ハンドルの位置が低くなると、ワイヤーが引っ張られる角度が変わり、クラッチレバーを握る力が増加することがあります。
このような影響で、クラッチが硬く感じるようになることがよくあります。クラッチの動作がスムーズでない場合、ワイヤーの調整や交換が必要となることがあります。
クラッチワイヤーの調整方法
クラッチの硬さを改善するためには、まずクラッチワイヤーの調整を行うことが基本です。ワイヤーには調整ボルトがあり、これを適切に調整することでクラッチの遊びを調整できます。
調整方法としては、まずレバー側とエンジン側の調整ボルトを確認し、適切な遊びを確保します。クラッチレバーに遊びが足りない場合、ワイヤーが張り過ぎている可能性があり、遊びが大きすぎる場合は、ワイヤーが緩んでいる可能性があります。適切な遊びを確保することで、クラッチ操作がスムーズになり、硬さを軽減できます。
クラッチワイヤーの交換を検討する
調整を行ってもクラッチの硬さが改善しない場合、クラッチワイヤー自体に問題がある可能性があります。ワイヤーが摩耗していると、スムーズに動作せず、硬さを感じる原因となります。
クラッチワイヤーの交換は比較的簡単に行える作業で、純正品またはオプション品を選んで交換できます。新しいワイヤーに交換することで、操作が軽くなり、クラッチの硬さが解消されることがあります。
ケーブルグリスアップの重要性
クラッチワイヤーが硬くなる原因の一つに、ワイヤーの動きが悪くなることがあります。特に古いワイヤーや汚れたワイヤーは、ケーブル内で摩擦が増え、操作感が重くなることがあります。
そのため、定期的にケーブルにグリスを塗布することをお勧めします。ワイヤーの両端を取り外して、グリスを塗布することで、摩擦を減らし、クラッチの動きがスムーズになります。この簡単なメンテナンスが、クラッチの硬さを解消する手助けとなります。
まとめ:クラッチの硬さを改善するために試すべき方法
CB400SFにセパハンを取り付けた後にクラッチが硬く感じる場合、まずはクラッチワイヤーの調整を行うことが最も効果的です。それでも改善しない場合は、ワイヤーの交換やケーブルグリスアップを試みましょう。
セパハンの取り付けがクラッチの操作に与える影響は確かにありますが、適切な調整やメンテナンスを行うことで、快適な走行ができるようになります。自分のバイクに合わせた調整を行い、よりスムーズなクラッチ操作を実現しましょう。
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