CB400SF/SB(NC42)の燃料ポンプが作動しない場合、フューエルポンプリレーの不具合が原因の可能性があります。燃料ポンプ自体の動作確認が取れている場合、リレーの点検や交換を行うことで問題が解決するかもしれません。本記事では、フューエルポンプリレーの場所と交換方法について詳しく解説します。
フューエルポンプリレーの場所
CB400SF/SB(NC42)のフューエルポンプリレーは、シート下のリレーBOX内に配置されています。
- シートを取り外す
- バッテリー付近のリレーBOXを開く
- フューエルポンプリレー(通常、黄色または黒の小型リレー)を探す
※年式や仕様によって配置が異なる場合があるため、サービスマニュアルを確認することをおすすめします。
フューエルポンプリレーの点検方法
リレーが故障しているかを確認するには、以下の手順を試してください。
1. 通電チェック
- リレーを取り外す
- マルチメーターを使用し、リレーの端子に電圧が流れているか確認
- 電圧が正常でない場合、配線のトラブルの可能性あり
2. 作動音の確認
- キーON時にリレーが「カチッ」と作動音を発するか
- 無音の場合、リレーの内部故障の可能性あり
3. リレーの交換
点検の結果、リレーが故障している場合は新品に交換しましょう。互換品や純正品を選び、確実に取り付けます。
フューエルポンプリレーの交換手順
- リレーBOXのカバーを外す
- 古いリレーを取り外す(ソケットタイプの場合は引き抜く)
- 新しいリレーをしっかりと差し込む
- リレーBOXのカバーを元に戻す
- キーをONにして、燃料ポンプが作動するか確認
それでもエンジンがかからない場合
フューエルポンプリレーを交換しても燃料ポンプが作動しない場合、以下の点をチェックしてください。
- 燃料ポンプ自体の故障
- ヒューズの切れ(フューエルポンプヒューズを確認)
- ECUやセンサーの異常
これらをチェックし、それでも解決しない場合はバイクショップやディーラーに相談することをおすすめします。
まとめ
CB400SF/SB(NC42)のフューエルポンプリレーは、シート下のリレーBOX内にあります。燃料ポンプが作動しない場合は、リレーの動作確認や交換を行いましょう。
- リレーはシート下のリレーBOXに配置
- キーON時にリレーの作動音を確認
- 電圧チェックを行い、異常があれば交換
- リレーを交換してもダメなら、燃料ポンプやヒューズもチェック
適切な点検と対処で、エンジンが正常に始動するようになるでしょう。
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