60ハリアーにレクサスNXホイールの流用について:装着可能か、タイヤの互換性を解説

カスタマイズ

車のホイールやタイヤの交換は、見た目のカスタマイズだけでなく、性能や安全性にも大きく影響します。特に、ホイールの流用についてはサイズやインセット、PCD(ピッチ円直径)などのスペックをしっかり確認することが重要です。この記事では、60ハリアーにレクサスNXのディーラーオプションホイール(18インチ7.5J+35 PCD114.3)の流用について、装着可能かどうかを解説します。

60ハリアーとレクサスNXホイールの基本スペック比較

まずは、60ハリアーとレクサスNXのホイールの基本的なスペックを比較してみましょう。60ハリアーに装着されている純正ホイールは、18インチ7.5J+45 PCD114.3となっており、レクサスNXのディーラーオプションホイールは18インチ7.5J+35 PCD114.3です。

注目すべきは、インセットの違いです。60ハリアーの純正ホイールはインセット+45、レクサスNXのホイールはインセット+35で、インセットに10mmの差があります。この差が車両にどのような影響を与えるのかを理解することが重要です。

インセットの違いとその影響

インセットはホイールの中央部分からボルト穴の中心までの距離を示す値で、車両におけるホイールの位置(外側または内側)を決定します。インセットが小さいと、ホイールは外側に出ることになります。反対に、インセットが大きいとホイールは内側に入ることになります。

60ハリアーの純正ホイール(インセット+45)とレクサスNXのホイール(インセット+35)の間に10mmの違いがあります。この違いによって、レクサスNXのホイールはハリアーに比べて外側に10mm出ることになります。そのため、見た目の変化があり、タイヤやフェンダーとの干渉を避けるために十分なクリアランスが必要です。

PCDとボルト穴の確認

PCD(ピッチ円直径)は、ホイールのボルト穴の配置を示す指標で、60ハリアーもレクサスNXもPCD114.3を採用しています。このため、ボルト穴の数と間隔は一致しており、物理的にはホイールを取り付けることが可能です。

ただし、ホイールのボルト穴が一致していても、インセットの違いによる影響を考慮する必要があります。インセットが10mm違うため、タイヤがフェンダーやブレーキ周りと干渉しないか、または外側に出すぎてしまわないかを確認することが重要です。

タイヤの互換性について

タイヤサイズが「235/55R18」である場合、そのタイヤサイズは60ハリアーの純正ホイールにもレクサスNXのホイールにも適合します。つまり、タイヤ自体はそのまま履き替えることができます。

ただし、インセットの違いによってホイールの位置が変わるため、タイヤがフェンダーや車両の他の部品と干渉しないことを確認する必要があります。もし不安がある場合は、実際に車両に装着して確認することをおすすめします。

まとめ

60ハリアーにレクサスNXのディーラーオプションホイールを流用することは、インセットの違いを考慮すれば可能ですが、10mmの差がタイヤやフェンダーとの干渉に影響する可能性があるため、装着前に確認することが重要です。タイヤはそのまま流用できるため、ホイールとタイヤの互換性については問題ありませんが、最終的には専門店で確認してもらうと安心です。

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