カロッツェリアのナビ「AVIC-RL721」と同社製パワードサブウーファー「TS-WX140DA」を接続する場合、適切なケーブルを選び、正しい接続手順を踏むことでスムーズに取り付けが可能です。この記事では、必要なケーブルの種類や接続ポイント、注意点などを解説します。
AVIC-RL721とTS-WX140DAの接続概要
AVIC-RL721はRCA出力を備えており、RCA入力を持つTS-WX140DAと組み合わせることで、高品質な低音再生を実現します。パワードサブウーファーのため、電源も別途必要になります。
この構成に必要な主な部品は以下の通りです。
- RCAピンケーブル(例:CD-032など)
- RCA分配ピンケーブル(例:CD-20Yなど)
- 電源取り出し用コード
- リモート信号用ケーブル(ナビとサブウーファーのON/OFF連動用)
CD-032とCD-20Yだけで足りるのか?
CD-032はRCAピンケーブルで、ナビの出力からサブウーファーへ音声信号を送るために使用されます。CD-20Yは1つのRCA出力を左右に分配するための分岐ケーブルです。
これら2つで音声信号の接続自体は可能ですが、電源関係やリモート信号の配線が別途必要です。つまり、音は出るがウーファーが起動しない、という状況を避けるために電源配線も忘れてはいけません。
電源とリモート信号の配線も必須
TS-WX140DAには電源を取るためのバッ直配線(バッテリーから直接)またはヒューズボックスからの取り出しが必要です。ACC電源では不安定なこともあり、できれば専用配線を用意しましょう。
さらに、ナビ側から「リモート信号(REM)」を取る必要があります。AVIC-RL721のRCA出力端子周辺にリモート出力端子があるため、そこからサブウーファーのリモート端子へつなぐことで、ナビと連動してウーファーのON/OFFが自動化されます。
実際の配線例と接続の注意点
例えば、AVIC-RL721のRCA出力(SUB出力)からCD-032で接続し、CD-20YでL/Rに分配しTS-WX140DAに入力、リモートケーブルでナビのREM OUTからウーファーのリモートINへ、電源ケーブルはバッテリーからヒューズを介して配線する流れが一般的です。
注意点としては、アース(GND)接続が不十分だとノイズが出たり、サブウーファーが動作しないことがあるので、金属部分にしっかり固定することが大切です。
まとめ:音声ケーブルだけでは不十分、電源とリモートも忘れずに
AVIC-RL721とTS-WX140DAを正しく接続するには、RCAケーブルに加え、電源配線とリモートケーブルの接続も重要です。CD-032とCD-20Yは必要ですが、それだけでは不十分です。
確実な配線を行うことで、サブウーファー本来の性能を発揮させることができ、カーオーディオ環境の大幅なグレードアップが期待できます。配線に不安がある場合は、専門店での取り付けも検討しましょう。
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