ハスラーにオートドアロック機能を後付けする方法と注意点:フリードとの比較で解説

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近年の車には便利な自動ドアロック機能が搭載されていることが多く、車両の安全性や利便性に寄与しています。ホンダのフリードにはギア操作に連動して自動でロックがかかる機能が備わっていますが、現行スズキ・ハスラーにはそのような機能が標準装備されていません。この記事では、その機能をハスラーに後付けで実現する方法や注意点について詳しく解説します。

フリードに標準搭載のオートロック機能とは?

フリードなど一部の車種には、ギアを「P」から「D」に入れた瞬間や一定速度に達した際に、自動で全ドアがロックされる機能が搭載されています。これはメーカーによって「オートドアロック」「シフト連動ロック」などと呼ばれ、車内の安全性向上やドアの閉め忘れ防止に有効とされています。

この機能に慣れてしまうと、手動でロックする必要がある車種に乗り換えた際、不便を感じることもあるでしょう。

現行ハスラーにはなぜ搭載されていないのか

スズキのハスラーは軽自動車の中でも装備が充実している方ですが、自動ドアロック機能は設定されていません。これはコスト面やシンプルな操作性を重視しているためとされており、安全装備や燃費性能など、他の面に注力されている結果でもあります。

そのため、標準装備では同等の機能を得ることはできません。

後付けできるオートドアロックパーツの種類

市販されているオートロックキットやユニットを使えば、ハスラーにも自動ドアロック機能を追加することが可能です。以下は代表的な方法です。

  • OBD接続型ユニット:OBDポートに差し込むだけで、速度連動やシフト連動ロックを実現するタイプ。
    配線加工不要でDIY初心者にもおすすめ
  • 配線接続型キット:より細かな設定や動作が可能な反面、取り付けには車両配線への知識が必要。

いずれもハスラーの年式やグレードによって適合が異なるため、購入前には必ず適合表を確認しましょう。

後付けする際の注意点

後付けパーツを取り付ける際には、以下の点に注意が必要です。

  • 車両保証への影響:ディーラー保証対象車の場合、後付けパーツの使用で保証が一部対象外になることがあります。
  • 電源の取り出しや配線ミス:配線型の場合は特に、誤接続による故障リスクに注意しましょう。
  • 車検対応か確認:一部の改造が車検に影響する可能性もあるため、保安基準に適合しているか確認が必要です。

不安な方は、オートバックスや整備工場などの専門店に取り付けを依頼するのが安全です。

実例紹介:実際にハスラーに後付けしたユーザーの声

あるユーザーは2022年式のハスラーにOBD接続タイプのオートロックユニットを取り付け、「ギアをDに入れた瞬間にロックされる安心感が復活した」と語っています。取り付けも差し込むだけで済み、5分程度で完了したとのことです。

一方、別のユーザーは配線タイプを選び、内装パネルを外すなどの作業が必要だったものの、ロック・アンロックの動作設定を細かくカスタマイズできて満足度が高かったといいます。

まとめ

ハスラーにはフリードのような自動ドアロック機能は標準では備わっていませんが、市販の後付けパーツによって同様の機能を実現することが可能です。OBD接続型であれば簡単に取り付けでき、DIY初心者でも扱いやすいため、手軽に安全性を高めたい方にはおすすめです。

ただし、パーツの選定や取り付けには注意点もあるため、自信がない場合はプロに相談して取り付けてもらうことを検討してみましょう。

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