ホンダCBR250RR(MC51)は、250ccクラスの中でも特に高性能かつスタイリッシュなフルカウルスポーツバイクとして多くのライダーに人気です。その中でも注目されるのが「燃費性能」。スポーツ走行も可能なバイクが、どこまで低燃費を実現しているのか、気になる方も多いでしょう。本記事では、CBR250RRの燃費にフォーカスし、実際の使用感やライバル車との比較を交えながら紹介します。
CBR250RR(MC51)のカタログ燃費と実燃費
CBR250RRのメーカー公称燃費(WMTCモード)はおおよそ27〜28km/Lです。しかし、これは一定条件下での測定値であるため、実際の使用環境によって変わります。
街乗り中心の一般的な利用であれば、実燃費は25〜35km/L前後が多く、ツーリングや郊外走行では40km/L前後を記録するユーザーも見られます。特に2020年式モデルではECU制御が見直され、燃費向上が体感できたという声もあります。
実例:オーナーの声と走行条件
例1:街乗りメイン、平均速度30km/h前後、短距離移動中心 → 実燃費約28km/L
例2:高速道路含むロングツーリング、法定速度遵守、ギアを活用 → 実燃費約42km/L
このように走行条件によって燃費は大きく左右されます。エンジンブレーキの活用や急加速を避けることで、燃費の向上が可能です。
他の250ccバイクとの燃費比較
車種 | カタログ燃費 | 実燃費の目安 |
---|---|---|
ホンダ CBR250RR | 27〜28km/L | 25〜40km/L |
カワサキ Ninja ZX-25R | 23〜25km/L | 20〜35km/L |
ヤマハ YZF-R25 | 33〜34km/L | 30〜45km/L |
スズキ GSX250R | 32〜33km/L | 28〜42km/L |
CBR250RRは高出力な分、燃費性能で他モデルと比較して不利と思われがちですが、実際は電子制御によって高効率な燃焼が可能で、十分に競争力があります。
燃費を伸ばすコツと注意点
- 定速走行を心がける:特に中速域(50〜70km/h)を保つと効率的。
- エンジンオイルの管理:汚れたオイルは燃費悪化の原因。定期交換を忘れずに。
- チェーンメンテナンス:注油と張り調整で駆動ロスを防ぎます。
- タイヤ空気圧:適正値を維持することで転がり抵抗が最小化されます。
まとめ:CBR250RRは燃費も高水準なスポーツバイク
CBR250RR(MC51)は、高性能でありながら燃費性能も非常に優れているバイクです。特に高速走行やツーリング時には40km/Lを超えるケースも珍しくありません。ライディングスタイルやメンテナンス次第で燃費の改善も可能なため、燃費重視派にも十分おすすめできるモデルといえるでしょう。
これから購入を検討している方や、燃費向上を目指すオーナーの参考になれば幸いです。
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