OGKヘルメットのフィット感と調整方法を徹底解説|SHUMAとKAMUI-3の違いや顔型との相性も

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ヘルメット選びは安全性だけでなく、快適性やフィット感も非常に重要です。とくにOGKカブトの人気モデル「SHUMA(シューマ)」と「KAMUI-3(カムイ3)」は、多くのライダーから支持されている製品ですが、内装形状や調整の可否について疑問を持つ方も少なくありません。今回は、これら2モデルの違いや調整方法、顔の形との相性などについて詳しく解説していきます。

SHUMAとKAMUI-3の帽体と内装構造の違い

OGKカブトのSHUMAとKAMUI-3は、同じシリーズに見えるものの、実際には異なるコンセプトで設計されています。SHUMAは空力性能と静音性を重視したツーリングモデル、KAMUI-3はインナーバイザーを標準装備した機能重視のモデルです。

帽体サイズについても異なる傾向があり、SHUMAは比較的フィット感がタイトで、KAMUI-3はややゆとりのある設計になっています。ただし、帽体の形状(頭囲の横幅や縦長の比率)そのものは大きく変わらないため、基本的には同じようなフィット感を持つユーザーに向いています。

チークパッドによるフィッティング調整について

両モデルともチークパッドは交換可能で、異なる厚みのパッドが純正オプションとして用意されています。頬周りのホールド感を調整したい場合は、パッドの厚みである程度のフィッティング調整が可能です。

例えば、標準で装着されているチークパッドが30mmなら、25mmや35mmに交換することで「キツい」や「緩い」といった感触を自分に合うようにカスタマイズできます。

上方向(垂直方向)の調整はできるのか?

結論からいうと、OGKヘルメットの純正機能として「上下の高さを調整する機能」は搭載されていません。内装のスポンジ形状や頭頂部の厚みを変更することで、若干の上下方向の調整は可能ですが、あくまで「応急処置」に近い方法です。

市販の頭頂部パッドやスポンジを上部に挿入して「浅く被る」ようにすると、顎の露出を軽減できる場合があります。ただし、これにより通気性や安全性に影響する可能性もあるため注意が必要です。

顔の形とヘルメット選びの関係

「顔が長い」「頭が小さい」といった特徴は、ヘルメットのフィット感に大きく関わります。たとえば、顔が縦長の方はフルフェイスで顎がはみ出しやすい傾向があり、帽体サイズが合っていても見た目に違和感を感じやすくなります。

一方で、頭が小さい方はヘルメットが大きく見えるため、「見た目がかっこ悪い」と感じることも。重要なのは、安全性と快適性のバランスを保ちつつ、自分の顔型に近い帽体設計を選ぶことです。

実際に試着することの重要性

フィット感に関する悩みを解決する一番の方法は、やはり実店舗での試着です。OGKカブトは正規販売店での試着サービスを推奨しており、店舗検索はこちらから確認できます。

可能であれば、自分のインナーパッドやフェイスマスクを装着した状態で試着し、実際のライディング姿勢でフィットするか確認しておくと安心です。

まとめ:ヘルメットは「合う形状」を選び、必要ならカスタマイズを

SHUMAとKAMUI-3は帽体形状は近いものの、被り心地や内部設計には違いがあります。チークパッドの交換で頬のフィット感はある程度調整できますが、上下方向の微調整は制限があります。

顔型に合ったモデル選びや、必要に応じた市販インナーの利用、そして試着による事前確認が、満足のいくヘルメット選びには欠かせません。安全かつスタイリッシュなライディングのために、ぜひ慎重に検討してください。

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