初心者も安心!車に乗ったら最初にやるべき基本ステップと安全チェックリスト

自動車

車を運転する前には、安全で快適な運転をするために欠かせない準備があります。これらは初心者だけでなく、ベテランドライバーでも習慣にしておくべき大切なポイントです。今回は「車に乗ったらまず何をするか?」について、順を追ってわかりやすく解説します。

1. 車に乗る前の確認:周囲の安全をチェック

まずは車の周りをひと回りして、タイヤの状態や車体に異常がないかを確認しましょう。特にタイヤの空気圧や傷、駐車場内での障害物や小さな子ども、動物がいないかなどにも注意が必要です。

たとえば、自宅ガレージから出る際に猫が車の下にいたという事例や、左後方に自転車が停まっていたことに気づかず接触したケースもあります。必ず目視で確認することが大切です。

2. 運転姿勢とミラーの調整を忘れずに

車内に乗り込んだら、まず運転席のシート位置と背もたれの角度を調整し、自分にとって無理のない姿勢を作ります。ブレーキペダルやハンドルが自然に操作できるか確認しましょう。

その後、ルームミラーとサイドミラーの角度を自分の視界に合わせて調整します。死角を減らすためにも重要な作業なので、焦らず丁寧に行いましょう。

3. シートベルトを締め、全員の着用を確認

シートベルトは自分の命を守る最も基本的な装備です。自分だけでなく同乗者全員が着用しているかも必ず確認しましょう。後部座席も法律で着用が義務付けられているため、うっかり忘れに注意です。

シートベルトを締める際には、たるみがなくしっかり装着されているか確認し、服に引っかかっていないかも見ておくと安心です。

4. エンジンスタートと計器類の確認

ブレーキを踏んだ状態でエンジンを始動させたら、メーター類や警告灯をチェックします。特に給油ランプやエンジン警告灯、タイヤ空気圧の警告などが表示されていないか確認しておきましょう。

最近の車ではブレーキを踏まずにエンジンをかけると警告が出る場合もあるため、正しい手順での始動を習慣にしましょう。

5. ナビやエアコンの操作は走行前に

目的地設定やエアコンの温度調整、音楽の選曲などは、必ず発進前に済ませておくのが原則です。運転中の操作は危険を伴い、事故の原因になるため注意が必要です。

特にスマートフォンをナビ代わりに使う場合は、専用のホルダーに設置し、画面を見やすく固定しておくとよいでしょう。

6. 発進前にもう一度確認を

すべての準備が整ったら、サイドブレーキを解除し、周囲の安全を確認してから発進します。特にバックで出庫する場合や車庫から道路に出るときは、ミラーだけでなく振り返って目視での安全確認を徹底しましょう。

ここまでの一連の流れを自然にできるようになると、毎日の運転が格段に安全になります。

まとめ:安全運転は「出発前」に決まる

車に乗ったらまずやるべきことは、「安全確認・姿勢の調整・装備チェック・事前準備」の4つが柱です。これらを習慣づけておくことで、事故を防ぐだけでなく、安心して車を運転できる自信にもつながります。

「たかが確認、されど確認」。最初の5分を丁寧に過ごすことが、快適なドライブの第一歩です。

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