軽自動車のナンバープレートには、数字の組み合わせだけでなく、左側に1文字の『ひらがな』が表示されます。希望ナンバー制度では好きな数字を選べますが、ひらがなについてはあまり情報が知られていません。この記事では、希望ナンバー申請時に『ひらがな』が選べるのか、希望に合わなかった場合に再申請できるのかを詳しく解説します。
ひらがなは希望できる?基本的な仕組み
ナンバープレートの『ひらがな』は、車両の用途や種別に応じて自動的に割り当てられます。軽自動車(自家用)で使われるのは、「あ」行から「わ」行までの中から一部の文字で、「を」「ん」「へ」など一部は使用されません。
結論として、希望ナンバー制度では『ひらがな』を選ぶことはできません。これは数字の部分のみが対象であり、ひらがなは運輸支局がランダムに割り当てます。
再申請すれば別のひらがなになる?
ひらがなを変更したい場合、ナンバーの再申請は可能ですが、再申請しても次に付与されるひらがなが希望通りになるとは限りません。なぜなら、割り当てはランダムであり、希望順や抽選制ではないからです。
また、同じ希望番号を再度取得しようとすると、同一番号の再申請には一定の期間が必要な場合があり、ナンバープレートの発行手数料も再度かかります。
ひらがなに関して気を付けたいポイント
- 選べないことを前提にする
- どうしても気になるひらがながある場合は、取得後の変更も一案
- 変更を繰り返すのは費用と時間の面で非効率
特にこだわりがある場合、最初にディーラーに「もし○○というひらがなになったら変更したい」と伝えておくことで、対応してもらえることもあります。
ひらがなに意味や制限はある?
ナンバープレートのひらがなは一見無作為に見えますが、「お」「し」「へ」「ん」などは使われていません。これは見た目や発音において誤認や不快感を避けるためです。
「あ」や「う」など一般的な文字が多く、意味が付くような言葉(例:『くろ』『しぬ』など)にならないようにランダム性が保たれています。
実際の申請の流れと注意点
希望ナンバーの申し込みはディーラー経由か、自分で陸運支局のWebサイトから行います。申し込み後、通常は1週間程度でナンバーが交付されます。
その際、ひらがなは確認するまで分かりません。納車時に初めて確認できることもあり、「この文字は避けたかった…」と感じる人もいるかもしれません。
まとめ:ひらがなは選べないが、こだわりがある場合は対策を
希望ナンバー制度では数字のみを選ぶことが可能で、ひらがなは選べません。嫌なひらがなになった場合でも再申請によって別の文字になる可能性はありますが、完全にコントロールすることはできません。
こだわりがある人は、事前にディーラーに相談する、または自分で申請し複数回トライするという選択肢もあります。ただし、費用と時間のバランスを考えて慎重に判断することが大切です。
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