中古バイク市場で人気の2台、ホンダ「CB400スーパーフォア(NC31)」と「ホーネット250」。どちらも名車として長年愛されており、価格帯によってはどちらを選ぶか迷う人も多いはずです。この記事では、予算39万円以内という条件のもとで、それぞれの特徴や選び方のポイントをわかりやすく解説します。
CB400スーパーフォア(NC31)の特徴
CB400SF(NC31)は1990年代を代表するネイキッドバイクで、教習車としても有名な安定感のある一台です。搭載されている直列4気筒エンジンは高回転までスムーズに回り、特に中低速トルクに優れているため、街乗りからツーリングまで幅広く対応できます。
重厚な車体と穏やかなハンドリング特性は初心者にも扱いやすく、エンジン音や鼓動感も「バイクらしさ」を感じさせてくれます。
ホーネット250の特徴
ホーネット250はCBR250RR譲りの高回転型エンジンを搭載した軽快なネイキッド。レブリミットは約16,000rpmと非常に高く、加速時の刺激やエンジン音はスポーツ志向のライダーに好まれます。
車体は軽量で、女性ライダーや小柄な方でも取り回ししやすいのが特長。また、デザインもスリムかつスタイリッシュで、中古市場でも人気が高い一台です。
コスト面での比較:維持費・部品の入手性
CB400SFは400ccクラスのため、自動車税や任意保険料などの維持費が250ccクラスよりも若干高くなります。一方、ホーネット250は車検不要で軽快な乗り味が魅力ですが、レッドゾーンまで回す走り方ではエンジンの消耗も早くなる傾向があります。
部品供給についてはCB400SFの方が豊富で、整備しやすい環境が整っています。ホーネット250はすでに絶版車で一部パーツが高騰しており、今後の維持には注意が必要です。
予算39万円での選び方:状態と年式に注目
39万円以内で探す場合、どちらも年式や走行距離によって状態に大きく差があります。CB400SFのNC31は1992~1998年頃のモデルが中心になるため、年式が古い分メンテナンス歴や消耗部品の交換状況を重視する必要があります。
ホーネット250は比較的新しい年式(2000年代前半)でも手が届く可能性がありますが、人気車種ゆえに割高なケースもあるため、慎重な相場チェックが必要です。
実例:筆者が選ぶならこの条件で決める
筆者が同じ条件で選ぶなら、ツーリングメインで快適性と耐久性を重視するならCB400SF、街乗りやちょっとした峠道を楽しく走りたいならホーネット250を選びます。
また、現車確認はどちらにせよ必須。外装やエンジンの調子だけでなく、サスペンションやブレーキの状態、メーターの動作なども確認しましょう。
まとめ:どちらも良車!目的と予算で賢く選ぼう
CB400スーパーフォア(NC31)とホーネット250は、どちらも中古市場で定評のある名車です。大切なのは、使用目的と予算、そして車両の状態を総合的に判断すること。走りを楽しみたい方も、通勤・通学に使いたい方も、それぞれに合った選択肢があります。
気になる一台があったら、現車確認は必ず行い、信頼できるショップで購入することをおすすめします。
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