ワゴンRスティングレーをはじめとする多くの軽自動車には、サイドミラー内にウインカーが組み込まれているタイプがあります。ウインカーが点かなくなったとき、「球切れだけで済むのか」「ミラーごと交換しないといけないのか」不安になる方も多いはずです。本記事ではその疑問を解消します。
まず確認すべき:電球交換可能なタイプか
サイドミラーのウインカーには、電球タイプとLED一体型の2種類があります。古い年式や一部グレードでは電球式が使われており、カバーを外せば球だけを交換できるケースがあります。
一方で、LED一体型はユニット交換が基本です。球だけ交換できない構造になっており、点灯しなくなった場合はユニット全体を交換する必要があります。
LEDウインカーの場合の対応方法
スティングレー後期型などではLEDが採用されています。LEDは寿命が長いものの、基板ごと不具合が起きた場合は点灯しなくなることがあります。その場合は以下の選択肢があります。
- 純正部品としてユニットを取り寄せて交換
- 社外品(互換部品)を使用して交換
- 中古パーツをオークションや解体屋で入手
価格は新品の純正部品で5,000~12,000円程度が目安です。
実際の交換作業はDIY可能?
サイドミラーのカバーを外し、内部のネジやカプラーを外すことでユニット交換はDIYでも可能です。ただし、内張りの破損やツメの折れなどのリスクがあるため、工具と作業に自信がない場合は整備工場へ相談するのが無難です。
一例として、2020年式のワゴンRスティングレーでLEDウインカーが不点灯になったケースでは、カプラーの接触不良が原因であり、ユニット交換は不要でした。
ディーラーとカー用品店での修理対応
ディーラーに持ち込むと、車台番号から該当部品を特定してくれます。純正部品を使った場合、部品代+工賃で1.5万~2万円前後が一般的です。
オートバックスやイエローハットなどのカー用品店では対応できるかどうかは店舗によるため、事前の電話確認をおすすめします。
まとめ:ユニット構造を確認し、最適な対応を
ワゴンRスティングレーのサイドミラーウインカーが点かない場合は、まずLEDか電球かを確認することが大切です。電球タイプであれば交換のみで対応可能、LEDであればユニット交換が基本です。修理方法はDIYからディーラー対応まで様々な選択肢があります。
費用を抑えたいなら中古部品も選択肢に入りますが、安全性を重視するなら専門業者での点検と修理がおすすめです。
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