スバル・レックスの兄弟車とその販売開始時期を徹底解説|ダイハツOEMとの関係とは

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軽自動車市場において、スバル・レックスという車種はかつての自社開発モデル、そして現在のOEM供給モデルと、異なる時代背景を持っています。本記事では、現行型レックスの兄弟車が何か、そしてその販売開始時期を含めて詳しく解説していきます。

現行スバル・レックスはダイハツのOEM車

2022年11月にスバルから発売された新型レックスは、実はスバルが開発した車ではなく、ダイハツ・ロッキーのOEM(相手先ブランド供給)車両です。

これは、スバルが自社での軽・小型車開発から撤退した背景を踏まえ、トヨタグループのダイハツと提携し、スバルブランドとしてロッキーを販売している形になります。よって、兄弟車にはダイハツ・ロッキーの他に、トヨタ・ライズも含まれます。

兄弟車のスペック比較と特徴の違い

レックス、ロッキー、ライズは基本的な車体設計やエンジン、装備類が共通しています。どのモデルもダイハツが開発した「DNGAプラットフォーム」をベースにしており、1.2L自然吸気エンジン(WA-VE型)を搭載しています。

しかし、各ブランドによってエンブレムやフロントマスク、グレード構成、販売チャネルが異なるため、デザインや購入後のアフターサービス体制に個性があります。

販売開始時期と市場投入の背景

スバル・レックスは2022年11月に発表され、12月から順次販売が開始されました。これはスバルが再びコンパクトSUV市場への参入を目指した戦略の一環です。

一方、兄弟車であるダイハツ・ロッキーは2019年11月に先行して登場しており、トヨタ・ライズも同時期に販売を開始しています。レックスはこの2車種より約3年遅れて市場投入されたモデルとなります。

レックスという車名の歴史と復活の意味

「レックス」という名称は、スバルがかつて1972年から1992年にかけて販売していた軽自動車の名前でした。旧レックスはスバルの自社開発によるモデルで、FFや4WDなど多彩なバリエーションを持っていました。

その名を2022年に復活させた背景には、スバルとしてのブランドイメージや歴史を大切にしつつ、新たなマーケットでの存在感を高める意図があると考えられます。

まとめ:スバル・レックスの兄弟車はダイハツ・ロッキーとトヨタ・ライズ

現在のスバル・レックスは、ダイハツ・ロッキーおよびトヨタ・ライズを兄弟車に持つOEMモデルです。販売開始は2022年11月で、スバルにとっては久々の小型SUV市場参入となりました。

兄弟車の存在を知っておくことで、購入時の比較や選択肢の幅が広がります。ブランドの違いだけでなく、アフターサービスや価格、装備の違いにも注目して選ぶのがポイントです。

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