ホイールのオフセット差は何mmまで許容?+35から+33への変更で注意すべきポイント

カスタマイズ

ホイール交換時によく耳にする「オフセット」。見た目や走行性能に影響する大事な要素です。特に純正ホイールから社外ホイールへ変更する際、わずかな数値の違いでもトラブルの原因になることがあります。本記事では、純正オフセット+35から+33への変更で実際に何が起こるのかを詳しく解説します。

オフセットとは何か?基本の仕組みを理解しよう

オフセットとはホイールの中心線から取付面までの距離(mm)を指します。+の値が大きいほどホイールは内側に入り、+の値が小さいほど外に張り出します。

つまり、+35から+33になるとオフセットが2mm小さくなり、ホイールが2mm外側に出る計算です。

+2mmの変化は見た目や走行に影響する?

+2mmの変化は、パッと見で気づきにくいレベルです。ただし、以下の点に注意が必要です。

  • フェンダークリアランス:ギリギリの場合、2mm外に出ることではみ出しのリスクあり。
  • ハンドル切れ角への影響:干渉しないかステアリングを左右限界まで切って確認を。
  • 車検への影響:ホイールが車体よりはみ出すとNG。ツライチ狙いでも要注意です。

特にドレスアップ目的で攻めたサイズにする場合、+2mmでも見逃せない差となることがあります。

具体的な実例:オフセット変更で失敗した例

例:トヨタ86のオーナーが+48→+38に変更した際、フェンダーとタイヤが干渉してしまったという事例があります。たった10mmでもこのような問題が起こりえるのです。

今回の+35→+33は比較的小さい変更ですが、車種やタイヤサイズによっては影響が出る場合もあるため油断は禁物です。

ホイール変更時の確認ポイント

  • 現状のフェンダーからのクリアランスを測定
  • 現在装着しているタイヤサイズを把握
  • ホイールショップやディーラーで干渉チェック
  • 車検対応かどうかを確認(構造変更不要か)

社外ホイールを検討している場合、試着サービスを提供しているショップを活用するのもおすすめです。

まとめ:+2mmのオフセット変更は小さいが油断せず慎重に

・+35→+33は2mm外側にホイールが出るという意味
・通常は大きな影響はないが、フェンダークリアランスや車検基準には注意
・最終的には車両個体差や装着パーツによって左右されるので、現車確認が最重要

カスタムは小さな差の積み重ね。安心・安全なホイール選びのためにも、細部の確認を怠らず、理想のドレスアップを実現しましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました