エンジン始動直後にだけ「ガラガラ」という異音が1秒ほど聞こえる…DA17型エブリイワゴンに多い小さなトラブルですが、放置しておくのは不安ですよね。本記事では実際の整備事例をもとに、原因の特定と対応策をわかりやすく整理しています。
始動直後だけの異音、よくある原因とは?
DA17系では、始動直後にだけ異音がするケースが報告されています。多くは冷却系部品のプーリー・ウォーターポンプが緩んでいるというパターンです:contentReference[oaicite:0]{index=0}。
みんカラなどでは、ファンベルト周辺のプーリーにガタがあり、手で回すと異音が再現される例もあります。
実際の修理事例:ウォーターポンプ交換で解消
あるオーナーの報告では、エンジン下部からガラガラ音が聞こえ、ディーラーに預けた結果、プーリーのグラつきからウォーターポンプ交換+ベルト交換で異音が消えたとのことです:contentReference[oaicite:1]{index=1}。
交換作業後の音が消えた様子が動画でも確認されています。
他にも考えられる可能性:メタル・ベアリングなど
一方で、エンジン内部のメタル不良やクラッチ側のレリーズベアリングの異音も、始動時にガラガラ音が出る可能性があります:contentReference[oaicite:2]{index=2}。
これらは高走行で発生しやすいため、音が大きくなったり長引く場合にはエンジン分解や部品交換の検討が必要です。
DIYでできるか?まずは簡単チェックを
- エンジン停止後、手でプーリーを回してガタつきや異音があればウォーターポンプが怪しい
- ベルトが緩んでいないか確認し、異音が出る場合はベルト張力調整も有効
- 異音が軽微なら、エンジン暖機後に音が消えるケースもあり、様子見も選択肢
これらを自宅で行って、異音原因の切り分けが可能です。
整備工場・ディーラーへ依頼する際のポイント
・**「始動直後だけで、すぐ収まる音」と明確に伝える**
・**ウォーターポンプまたは関連プーリーの点検依頼**とする
・必要に応じてエンジン内部のメタル状態もチェックしてもらうことも重要です。
部品交換だけで済めば数万円程度、メタル不良などの場合にはエンジン分解が必要になり、高額(数十万)な整備になる可能性があります。
まとめ
✔ 冷却系プーリー(ウォーターポンプ)のガタが始動直後の異音で最も多い
✔ オーナー報告では交換ですぐ音が消えたケースあり
✔ メタル不良・レリーズベアリングも発生原因の候補
✔ DIYでベルトやプーリーのチェック→異音止まればOK、ダメなら早めに整備工場へ
まずは簡単なチェックで原因を切り分け、必要なら専門家による診断・修理を受けましょう。早期対応で大事に至らず、安全に乗り続けることができます。
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