2025年モデル比較|ヤマハMT-09SP vs ホンダCB1000ホーネット|カウル無しネイキッドで後悔しない選び方

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大型バイクからの乗り換えを検討する際、「取り回し」「足つき性」「スタイル」などが重要な判断材料になります。特にフルカウルからカウル無しへの移行では、ライディング感覚が大きく変わるため慎重な選択が求められます。本記事では、2025年モデルの注目2台、ヤマハMT-09SPホンダCB1000ホーネットを比較しながら、購入後に後悔しない選び方のヒントをお届けします。

注目2台のスペックを比較

モデル 車両重量 シート高 エンジン 価格帯
MT-09SP(2025) 約190kg 825mm 水冷3気筒 889cc 約130万円〜
CB1000ホーネット(2025) 約211kg 820mm前後(推定) 水冷4気筒 999cc 約140〜150万円

MT-09SPは、3気筒エンジン特有の軽快なトルク感と軽量な車体が特徴。一方でCB1000ホーネットは、よりスムーズな回転フィールとリッタークラスならではの重厚感が持ち味です。

取り回しや足つきのしやすさで選ぶなら

身長164cm・股下78cmという条件で見た場合、シート高820〜825mmはギリギリに近い数値です。特に信号停止時や坂道での取り回しでは「軽さ」が大きな武器になります。

その点、MT-09SPの190kgという車重は魅力的で、取り回しやUターン時の安心感はCB1000より上回る印象です。実際、Ninja1000からの乗り換えだと「軽快さ」に感動する人も多いです。

走りの質感・エンジン特性で選ぶなら

MT-09SPは低中速域のトルクが豊富で、街乗りでも非常に扱いやすい一方、4気筒CB1000は高回転まで回して楽しむタイプのエンジンで、より伸びやかな走行フィールを味わえます。

スポーツツアラー的な乗り味を継続したい場合はCB1000ホーネットが有力ですが、軽快なネイキッドへのシフトを意識するなら、MT-09SPがぴったりハマるでしょう。

装備・電子制御の違いも重要ポイント

2025年式の両車には、最新の電子制御が搭載されていますが、MT-09SPはクイックシフター、IMU連携のトラクションコントロールなどが非常に洗練されており、ワインディングやサーキット走行にも向いています。

一方CB1000ホーネットも、先進装備としてカラーTFTメーター、ライディングモード、トラコンなどを装備しており、ホンダらしいバランス重視の仕上がりです。

「今乗る満足感」か「数年乗る計画」か

CB1000ホーネットは新型の注目度が高く、しばらくリセールバリューも安定する可能性があります。ただし、その分取り回しの重さや慣れるまでのハードルはMT-09SPよりも高いと言えるでしょう。

軽快さや直感的な乗りやすさを求めるならMT-09SP、より大人な乗り味やブランド力を重視するならCB1000ホーネットがフィットするでしょう。

まとめ|どちらを選ぶかの決め手とは?

取り回しや日常での扱いやすさを重視したい方や、今すぐ走り出したくなるワクワク感を求める方にはMT-09SPがおすすめ。一方で、どっしりとしたリッタークラスの余裕ある走りを長く楽しみたい方にはCB1000ホーネットが最適です。

どちらも優れたバイクであることに間違いはなく、最終的には「どちらに乗ってテンションが上がるか」という気持ちが最も大切です。できれば両車の試乗をおすすめします。

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